儚くも美しい、わたしの<復讐劇> 『MELT メルト』日本版予告編&場面写真解禁
■YOU(タレント)
あの頃ってとにかく眩しかったみたいに言うけれど、その眩しい光の影といったら、漆黒で残酷で怖かったんだ。
■内藤瑛亮(映画監督)
13歳の少女の心が破壊される。壊した者には居場所があるのに、壊された者は居場所もない。理不尽過ぎる。でも現実だ。覚悟して観て欲しい。悪い予感はすべて当たる。
■枝優花(映画監督・脚本・写真家)
子供たちのなかで繰り広げられる、大人には見えない地獄がジワジワと続く時間。そしてそれを例え心の奥底に葬ったとしても、水面下で時間をかけ、その人間の心も生活も蝕み溶かしていく様をこちらに刻みつけるような痛みがあった。これを反面教師、のような簡単な言葉では片付けられない。
■氏家譲寿/ナマニク(文筆業・映画評論家)
心の瘕は化膿する。癒えることはなく、膿を垂れ流しながら、瘴気を放ち続ける日々。壊死していく心の先にある、冷たい終幕。足元に感じた冷たさに、思わず指先がこわばった。
■ゆいちむ(映画好きOL)
思春期に刻まれた毒は、記憶の雪解けとともに現実を侵食する。これは復讐譚なのだろうか。むせかえるほどの孤独と絶望が、それすらも曖昧にしてしまう。