古田新太、劇団☆新感線45周年興行は「千秋楽までは持たないかも」 まさかの“4時間コース説”浮上

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今年9月より開幕となる「2025年劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』」の製作発表会が30日、都内にて開催。出演者の古田新太、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、羽野晶紀、橋本さとし、小池栄子、早乙女太一、向井理に加え、作家の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登壇し、公演の楽しみを語る一方、不安を明かす場面もあった。
【写真】小池栄子、早乙女太一、向井理らが参戦
江戸時代を舞台に、歌舞伎の大名作『忠臣蔵』を上演するために愚かしいほどに芝居作りに情熱を傾け奔走する演劇人を描く本作。さまざまな特技を持つ濃い役者たちが、次々に登場しては我こそはとしのぎを削る芝居合戦を繰り広げ、10年ぶりの<チャンピオンまつり>にふさわしい、笑い満載、歌も踊りも立ち回りも存分に、目まぐるしく展開する極上のエンターテインメントを届ける。
本作の脚本を手掛けた中島は「45周年ということで、今までやってきたことを盛り込んで書いたら、今までで一番長くなってしまいました(笑)。4時間コースになってしまうかもと思い、20分くらい切りましたが……」と、それでも長作になってしまったと反省をあらわに。それに対して不平を抱えている古田は「公演中、なんとか30分短くしようと思っています」と密かに画策していると明かして笑いを誘う。
しかし、それは身勝手な理由ではなく、出演者や観客のため。実は、古田・高田・粟根・橋本じゅん・羽野・橋本さとしら劇団員が一堂に会するのは、なんと31年ぶり。劇団とともに団員たちも年齢を重ねており、全員が「稽古は楽しいけれど、体力的にしんどい」ということを口にする。ゲスト出演する向井が「たまり場でみんなで話していると、ずっと病気の話をしている(笑)」と暴露する場面も。
また、つい先日まで公演していた前作『紅鬼物語』を観客として観に来ていたという橋本じゅんは「客席の皆さんも我々同様にお年を召しているのを見て……坐骨神経痛とかいろいろあると思うので」と心配になったそう。「スタッフも働きながら回復を狙っているので、芝居が短くなるのがみんなに良い」と訴えると、古田が「ロビーで紙おむつを売るとか」と冗談交じりな提案をしつつ、さまざまな対策をした公演にできるといいと語った。
最後のあいさつでも、古田は「稽古を見ていると、楽しい作品になりそうです。だけど、千秋楽までは持たないかもしれません。何人かはいなくなっているかも(笑)」とふざけつつ、ファンに向けて「是非とも早めのチケット取って観に来てください!」というメッセージを送っていた。
2025年劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』は、長野・まつもと市民芸術館にて9月19~23日、大阪・フェスティバルホールにて10月9~23日、東京・新橋演舞場にて11月9日~12月26日上演。
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