『フジコ・ヘミング 永遠の音色』ナレーションは菅野美穂! 心揺さぶる予告&ビジュアル公開
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■菅野美穂(ナレーション)
フジコさんの訃報にふれて、他にない喪失感を抱いておりましたが、今回の映画で、永遠に輝きの変わらない音色をおいて行ってくださったのだなあと思いました。また、長くひとつの事に向き合ったからこその含蓄ある、貴重な本音のインタビューにハッとしました。フジコさんのお好きだった猫の様に、誰にでも見せた訳ではないであろう素顔に、この映画では触れられて、魅了されました。
■小松莊一良(監督)
フジコさんはクラシックの事を知らなくても人々の心に届く音楽を奏でたアーティストです。そんなフジコさんのナチュラルな姿を撮りたかったので1日カメラをまわしっぱなしで置いておいたことも。パリの自宅では食事をしながら恋愛話を、故郷のベルリンでは人生に苦労した話など。旅先で僕たちはたくさん話をしました。
今回映画の中で初公開する日記を、菅野美穂さんに情感豊かに読んでいただき、フジコさんの当時の心情がより伝わってきました。「演奏にはその人の心が現れるのよ」、毎日を清らかに生きようとし、いつも弱き人や小さな命にも心をかたむけたフジコさん。自分の音楽が救いになればと願っていた人でした。