ジャッキー・チェン71歳、驚異の舞台あいさつ2日で11回登壇「もう1回やっても大丈夫!」

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ジャッキー・チェンが、公開スタートした映画『ベスト・キッド:レジェンズ』の舞台あいさつに、29日・30日の2日間合わせて計11回登壇。これは日本におけるハリウッドの映画俳優の舞台あいさつ出演回数で最多となり、ジャッキーは「大変したが、ファンの皆さんに会っておしゃべりすると本当にうれしい。もう1回やっても大丈夫!」と笑顔を見せた。
【写真】ジャッキー、カンフー手形を残す! このためだけに駆けつけたジャッキーちゃんも!
本作は、全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984)では、いじめられっ子の高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が空手の達人ミヤギ先生(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、独特な修行方法により心身ともに成長し、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利。2010年にはジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメーク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人という役どころで、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場した。
そして本作では、オリジナル版で主役の「カラテ・キッド」を演じたラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、リメーク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演を果たす。
作品との思い出を聞かれると、「若かった時からアクション映画が大好きだったので、香港で公開された時はすぐに映画館に観に行きました」と第1作の公開時を振り返ったジャッキー。その頃「なぜ(ダニエル)役のオファーが僕に来なかったんだろう」と思ったそうで、それからしばらく経った頃にウィル・スミスから電話がかかってきて、リメーク版のオファーを受けたのだと明かす。
しかし、それはジャッキーにとって良いニュースではなかったと言い、その理由は「僕はもうキッドじゃなくなっていた(笑)」。そうウィルに伝えると「キッドは君じゃなくて、僕の息子。あなたは先生の役だ」と言われ、その時に「僕は大人になったんだと自覚した」と話して笑いを誘う。
そうして制作されたリメーク版は大成功。ウィルからすぐに「続編を作ろう」と提案があったが、納得のいく脚本がなかなか上がって来ず、それから10年以上も経ってしまった。ジェイデンがジャッキーの身長を超えたことで、ジャッキーの方から「もう企画はやめよう」とウィルに申し出たこともあったのだそう。
しかし、制作チームが諦めなかった結果、ピッタリな子役(ベン・ウォン)が見つかったと連絡が。アクションの経験がなかったため、ジャッキーのスタントチームを派遣して4ヵ月間のトレーニングを実施。「我々が10何年もかけて身に着けるアクションをたった4か月で。“痛い思いもケガもするかもしれないが、大勢が参加したオーディションの中から選ばれたのだから、しっかり覚えなさい”とベンに伝えた」と明かした。
加えて「君が40~50歳になったとき、今の努力を感謝するだろう」とも伝えたと話すジャッキー。それは自身の経験に基づいており「僕も20代の時に頑張って、今年でこの世界に入って64年目になります。いろんな映画に出演できたのは、自分の努力、そして何より大事なのは全世界にファンがいてくれるから。皆さんのおかげで今日まで歩いてこれました。ありがとうございます!」と会場に集まったファンに感謝を送った。
また今回、ジャッキーがステージ上で“カンフー手形”にも挑戦。ジャッキーは過去に2度、日本で手形を残しているが、カンフーの型を決めつつ手形を押すという試みは初挑戦。これを達成したことにより、昭和・平成・令和と年号を超えて手形を残したハリウッド俳優は、日本でジャッキーだけとなった。
その型取りのためだけに、ものまねタレント・ジャッキーちゃんが登場。ジャッキーの力強い拳を受け入れ、感激の表情を浮かべていた。
映画『ベスト・キッド:レジェンズ』は公開中。