『ストレンジャー・シングス』結末、どう思った? マイク、ダスティン、ルーカス役を直撃
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2016年7月に配信スタートし、今やNetflixの顔となったドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』をもって、いよいよ完結する。すでに27日からVOL1(第1話~第4話)が配信され、VOL2(第5話~第7話)が12月26日の10時から、フィナーレ(第8話)が2026年1月1日の10時からNetflixで世界独占配信予定だ。今回クランクイン!は、来日したマイク役のフィン・ヴォルフハル、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォ、ルーカス役のケイレブ・マクラフリンにインタビューを行い、約9年続いたシリーズの「結末」について聞いてみた。
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■撮影最終日は「人生で最高の日」
東京・増上寺で開催された来日イベントで「日本のいいところは、屋内でタバコが吸えるところですね(笑)」と冗談交じりに語ったフィンに、時の流れを感じさせられた。シーズン1配信から9年が経ち、フィンは13歳から22歳、ゲイテンは14歳から23歳、ケイレブは15歳から24歳に成長。本インタビューへの参加は残念ながらかなわなかったが、21歳になったウィル役のノア・シュナップも来日しており、すっかり大人になった4人が東京にそろった。
映画やゲームが大好きなちょっとさえない仲良し4人組マイク、ウィル、ダスティン、ルーカスが暮らす小さな町ホーキンスを舞台にした『ストレンジャー・シングス』シリーズ。ついに最終章を迎えるシーズン5では、ホーキンスの仲間たちがシリーズ最大の脅威ヴェクナを倒すために再び団結する――。
シーズン1でウィルが失踪したのが1983年11月6日。シーズン5は、そこから4度目の秋を迎えた1987年の11月3日から物語が動き出す。裏側の世界につながるゲートが出現し、傷ついたホーキンスの町は、政府が町を軍事隔離下に置き、イレブン確保の動きをさらに強めていた。マイクたちはヴェクナを探し出し抹殺することを試みるが、行方はいっこうにつかめず、どこにいるのか何をしようとしているのか謎のまま…。そんな中で、ウィルが失踪したあの日がまた近づくにつれ、あの時と同じ重苦しい死の影が忍び寄る――。
フィン・ヴォルフハルが演じたマイク Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』場面写真 VOL1(第1~4話): 現在配信中、VOL2(第5~7話):12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話): 1月1日(木)10時より世界独占配信」
シーズン5の撮影は、2024年1月から1年かけて行われた。フィン、ゲイテン、ケイレブは、長く演じてきたキャラクターたちに別れを告げる撮影最終日に一体何を思ったのか。3人に投げかけると、「僕が最初に話すよ」とフィンが口を開いた。
「撮影最終日は、とても悲しかった。キャラクターを手放すことだけじゃなく、スタッフや撮影した場所、ある意味では自分たちの“子ども時代”といった、キャラクターを演じることで得られたすべてに別れを告げなければならなかったからです。たった24時間で別れを受け入れるのは本当に大変でした。でもそれと同時に、人生で最高の日にもなりました。なので、『やっと抜けられる、ありがとう』という気持ちは全然なかったです。むしろ、円満に恋人と別れられたような気持ちに近いかもしれません。去らなきゃいけないことは分かっているけれど、やっぱり悲しい。でもここからたくさんの素晴らしいことが生まれる…そんな感覚でした」
ルーカスを演じたケイレブ・マクラフリン Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』場面写真 VOL1(第1~4話): 現在配信中、VOL2(第5~7話):12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話): 1月1日(木)10時より世界独占配信」
それから「『この役から抜けられて本当にうれしい! 終わってくれ!』と思っていました…というのは冗談で(笑)」とフィンとゲイテンを笑わせながら振り返ったのは、ケイレブ。
「最後の瞬間は、『これだ』とつかめるようなものではなく、自分でもうまく理解できない感じでした。終わりだとは分かっているのですが、その日が本当に来るなんて思っていなかったし、正直なところ今も終わった気がしていないんです。だって、自分の人生そのものに大きな影響を与えてきた作品だったから。何年もかけて築いた家族みたいな存在もできたし、この経験がこの先の自分を助けてくれるだろうなって思います。でも、やっぱり本当に悲しい日でした。ただそれは“良い悲しさ”でした。絶望とかじゃなくて、うれしさが混ざったハッピーな涙が流れました」
ダスティン役のゲイテン・マタラッツォ Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』場面写真 VOL1(第1~4話): 現在配信中、VOL2(第5~7話):12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話): 1月1日(木)10時より世界独占配信」
ケイレブと同様に、ゲイテンもダスティンから完全に離れられていないという。受け入れるのにもかなり時間がかかったとゲイテンは打ち明ける。
「実はダスティンという役に別れを告げるということを、積極的に考えていませんでした。どちらかというと“作品を離れる”ことの方が頭の大部分を占めていて…。でも自分の撮影最終日が近付くにつれて、すごくつらくなっていきました。まるで別れを告げながら、ダスティンに追いつこうとするような感覚というか…。今まで意識的に考えたことがなかったダスティンの特徴を一つずつ認識しながら、『さようなら』を言う感じがしました。きっと僕には必要なプロセスだったんです。僕たちがどんなに似ているかや、どれだけ自分自身を彼に注ぎ込んできたかを思い出させてくれた。ダスティンのことが大好きだし、この作品のことも本当に大好きだから別れを告げるのはすごく難しいです。実は完全に手放せていなくて、新しいプロジェクトをやっていても、ダスティンみたいに振る舞いたい衝動に駆られることもあります。それをやってしまうと、新しい作品にも自分自身にも良くないって分かってるんですけどね」
簡単には離れられないほど作品と役柄に愛を深めたフィンたち。別れを惜しみつつも、本作が迎える“結末”については満場一致で納得の行く展開になっていると話す。

