三谷幸喜、四半世紀ぶり民放連ドラ脚本! 主演は菅田将暉 二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波ら出演で10月スタート
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◆演出・西浦正記
「パワーのぶつかり合い! 今回のドラマはコレに終始した。脚本のパワー、役者のパワー、スタッフのパワー全てが強力。しかし、ぶつかり合いは火花では無く、大きく鮮やかな花火を上げていました。毎週そのパワーをお楽しみに」
◆プロデュース・金城綾香(フジテレビ第1スタジオ)
「三谷さんが約25年振りに描かれるフジテレビ連続ドラマであり、菅田さん・二階堂さん・神木さん・浜辺さんという日本を代表する素晴らしい俳優たちが出演する、このような作品のプロデュースを担当するなんて、自分にとって畏れ多いことでした。無事今日の日を迎えられたのも、この作品に関わって下さった全ての皆様のおかげです。この場を借りて、心より感謝申し上げます。
私は1987年生まれです。菅田さんをはじめとする俳優部の半数は“1984年”を知りません。私たち、1984年以降に生まれた人間にしてみれば、当時の「当たり前」は信じられないことばかりで、おとぎ話の世界のようでした。セットをご覧になった三谷さんや当時を知っているスタッフたちは、口をそろえて“懐かしい”と言ってくださいました。“タイムスリップしてきたようだ”と。
嘘みたいだけど、嘘じゃない。そんなドラマになっていると思います。
この世界の中で、25名ほどがずっと生きています。ある1つの坂道の街に住んでいる人全員の人生が、同時に描かれていきます。些細なことでけんかしたり、気まずくなったり。仲直りしたり、愛しあったり。みんなどこかしらに欠損があって、完璧な人は登場しないし、物語も上手く進んでいくようで、そうではなくなったり。エンターテイメントに魅了された人々が集まる、刹那的に凝縮された力のようなものが描かれたドラマです。
三谷さんが、登場人物たちに与えた舞台は、時に愛情にあふれ、時に残酷でもあります。その悲喜交々(こもごも)を、ぜひ楽しみにご覧いただきたいです。
西浦監督が力強い映像にしてくださいました。1984年当時、西浦監督は高校生だったそうで、当時の大人への憧れも映像に乗せて下さったように思います。
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』。
長いタイトルです。シンプルなものが好まれる令和の時代に、とっても異色なドラマだと思いますが、ぜひ全ての世代の方に楽しんでいただきたいです」