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三池崇史監督、令和の忍者時代劇に挑む! ドラマ『赤影』10.26スタート、主演は佐藤大樹

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■三池崇史(総監督)コメント全文

――『仮面の忍者 赤影』のドラマ化を聞いたときどう思われましたか?

「懐かしいな、でも、やれるのかな?」と。子どもの頃に一番見ていた作品でした。ヒーローものの先駆けで、《赤影》という忍者が我々の暮らしの中に急に入り込んできて、エンターテインメントとして心を射抜かれました。テーマソングを歌いながら学校に通った世代なので、この歳になって『仮面の忍者 赤影』ができるのはうれしいですね。

――主演の佐藤大樹さんの印象をお教えください。

いいですよね、優しい男だと思うんですよ。忍者って、殺しや諜報活動を生業にしていますが、その中で《情》というものをしっかり持っているんです。でも、普通は忍者ってそういうのを押し殺しているタイプが多いと思うんですが、彼は友達になれそうな赤影ですよね。友達になったらすごい頼りになるんだろうなと。それでいて、上から目線でもなく、等身大で、飲み仲間にいると心強いみたいな (笑)。優しさというのは、作って出るものじゃないんで、彼のいいところがそのまま『赤影』そのものを作っていく。そういう力と魅力を感じます。演技力や存在感もマッチしていて、今まで見ていた忍者像とはかなり違う、でも確かに忍者なんだといった、そういう存在を見事に演じています。

――『仮面の忍者 赤影』の一番の注目ポイントは?

単純な勧善懲悪ものじゃないというところでしょうか。善悪という単純な色分けではなくて、戦国時代ですので、勝者が善になるわけです。そして、忍者として誰に仕えて何を成すべきかという葛藤の中で、チームワークができていって、チームワークの中では現代と変わらないような友達関係だったり、バカ話になっちゃったり…(笑)。そういった部分もしっかり描きたい。また、時代劇というフォーマットは、目上の人に対する“建前”のシーンの後には、“本音”のシーンがあるっていう、“本音と建前“が分かれているのですが、今回もそうですね。そのあたりは、忍者ものとしては特殊かなと思います。あとは忍術とか、立ち回りとかアクション、そして、敵のキャラクター! 《金目教》という恐ろしい集団ですが、バラエティに富んでいます。やっぱり、敵側に魅力がないと、正義も光らないんですよね。「こんなやついないだろ!」っていうのが、いいんですよ。

――意気込みを聞かせてください。

あまり自分の中に持っている『赤影』を押しつけたり、少年の頃の憧れの「赤影はこうでなければならない」とかではなく、巡り巡って今、『赤影』をよみがえらせて、若いキャストで作っていく気持ちでいます。少し前の赤影を知っているものとして、“参加する”、“一部になっていく”…そういう気持ちです。あとは見る人に楽しんでもらう! 来週楽しみだなって思ってもらいたいですね。我々世代のテレビの見方だけど、「1週間が待ちきれない」、「次が見たいな」、「どうなるんだろう」…そういう感情を復活できるといいですね。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

若いキャスト、スタッフたちのフレッシュな魅力で、我々にとって宝物のような『赤影』が生まれ変わります。かつての『赤影』がそうであったように、今を生きている若い人たちにも、20年後、30年後に記憶に残っていて語り合うことができる、そんなドラマにしようと思っています。ご家族みんなで見られる作品です。笑えるところも、泣けるところもあるので、楽しみにお待ちください。

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■佐藤大樹(赤影役)コメント全文

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