アニメ『氷の城壁』26年4月放送開始&ティザーPV公開 メインキャストに永瀬アンナ、和泉風花、千葉翔也、猪股慧士
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■雨宮湊役/千葉翔也
――本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
人間ってそうなんだよなと共感してしまう感情の動きを繊細に拾っている作品。それでいて全体的に明るい空気が漂っているのが不思議なバランスで、ずっとページを捲っていたい世界観が素敵です。ドラマを作るためにキャラクター像を無理に立てようとしないので自然な雰囲気。どの人物にも波があり、予想外の動きをするんだけど、全てにちゃんと軸がある印象です。彼らが幸せに少しでも近づく瞬間があると、胸が熱くなる事間違いなしの作品だと思います。
――雨宮湊を演じるにあたり、意識したこと等ございましたら教えていただけますでしょうか。
役作り的に着地点が大事な人物だと思いました。連載が完結している事もあり、最後まで読ませていただいて臨んでいます。読んだ時の僕自身の感情の動きを忘れないように、高校生の時間の経過速度を体に入れて臨んでいます。湊像は他者から見た時と本人の自覚と、無自覚でそれぞれ随分乖離しています。僕が読んだ時に感じた客観的な見え方は忘れず、彼目線での気持ちを大切にする事を常に精査しています。声で1つの答えを提示するのが憚られる程、僕も湊が大好きですし、正直共感できる部分が多すぎるが故にとても慎重に演じています。大人から見た高校生という枠に無理やり押し込めることは容易いので、そうならないように、本人の真剣さを汲み取りながら頑張りたいです。
■日野陽太役/猪股慧士
――本作の魅力をお聞かせいただけますでしょうか。
登場人物たちの思考、友情や恋愛、自意識に葛藤と10代の頃に通った、通っていなくてもきっと共感できる青春時代の感情全てが詰まっていて、まるで自分のことのように感じる丁寧で繊細な心理描写が本作の魅力だと思います。一気読みしてしまうほど、話が分かってても何度でも読みたくなる作品です。
――日野陽太を演じるにあたり、意識したこと等ございましたら教えていただけますでしょうか。
陽太は背の高さのインパクトが最初は強いんですが、性格は穏やかで優しい癒しキャラ。天然でもあります。誰とでも無理のない距離感で接して、安心できる存在といったキャラクターです。そんな陽太も内面には悩みや葛藤が隠れています。作品が高校生のリアルな恋愛青春ドラマなので、人間味ある彼の魅力を等身大として演じられるよう意識しました。
■監督/まんきゅう
『氷の城壁』で監督をさせていただくことになりました、まんきゅうです。原作漫画には、10代の学生の心の奥に潜む感情を驚くほど繊細に言語化する力があります。その言葉の強さに導かれて、私たちはアニメーションという形でこの物語を表現します。原作の魅力を余すことなく、そしてアニメだからこそ描ける瞬間を加えて……視聴者の皆さまにお届けします! 楽しみにしていて下さい!

