八ヶ岳で“小屋番”として生きる人々を映すドキュメンタリー劇場版、東野幸治&一双麻希がナレーション担当 予告解禁

映画『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』より、メインビジュアル、予告編、場面写真9点が解禁。さらに、東野幸治と一双麻希がナレーションを務めることが発表された。
【動画】美しい映像にも注目『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』予告編
本作は、3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2025」で上映され、舞台あいさつ回が完売になったほか超満員での上映を迎えるなど、6都市各地で大きな注目を集めた映画『小屋番 KOYABAN〜八ヶ岳に生きる』に、追加撮影を行ったほか再編集を施し、四季折々の自然を捉えた新たな映像やインタビューを加えたもの。
“コヤガタケ”と呼ばれるほど山小屋が多く存在する八ヶ岳。本作では、そんな八ヶ岳を山岳写真家である菊池哲男と巡っていく。さまざまな思いを抱えながら「小屋を営むもの=小屋番」の道を選んだ人々。コンビニも車もない、自然と真正面から向き合う過酷な日常を選んだ理由とは? 登山を楽しむ人々を支え、時には死とも遭遇する小屋番という仕事。山小屋の生活は不便さを感じさせる一方で、せわしなく行き交う情報社会に疲れ、何もかもが身近に手にできてしまう現代を生きる私たちに対して「暮らしそのものの在り方」さらには「人生の在り方」への新たな視点をそっと提示してくれる。
メインビジュアルは、こちらに真っすぐカメラを向ける山岳写真家・菊池哲男のまなざしや、陽の光に照らされる小屋番たちの晴れやかな表情が印象的。
予告編では、根石岳山荘の小屋番・佐藤誉起の「最後の逃げ場が山しかないなと思って」というインタビューをはじめ、「お客さんや仲間が遭難し、亡くなられるケースを防ぎたい」「義務というより気持ちを繋いでいく」「ちょっと立ち止まって自分を振り返れたり……」といった山を、命を知る人々だからこそ紡ぐことのできる言葉の数々が胸に迫る。小屋番の日常だけでなく、それぞれの境遇や生き方を描く本作の魅力が詰まった内容となっている。
場面写真からは、人の命を守りつないでいくために山を整備する様子や救助活動の練習風景など、なかなか知ることのできない彼らの思いが伝わってくる。
ナレーションを務めるのは、お笑い芸人・東野幸治と俳優・モデルの一双麻希。
庄司智春(品川庄司)や木村卓寛(天津)と共に”東野登山隊”としてガチ登山に挑戦していることでも知られる東野は、悩んだ末、八ヶ岳との縁を感じてオファーを受けたといい、「映像がめちゃめちゃ綺麗。絶対に山に登りたくなります」とコメントしている。
また、日頃から数多くの登山に挑戦し、『小屋番 KOYABAN〜八ヶ岳に生きる〜』でもナレーションを担当した一双麻希は、再編集を加え劇場版となった本作でも続投。「不思議で偉大な山の力を、壮大な景色と共にまっすぐに映し出してくれています」と言葉を寄せた。
ムビチケカードも10月10日より発売がスタート。「北横岳 朝陽に染まる樹氷群」「横だけより赤岳と富士山」といった、季節や時間帯でまったく異なる景色を見せてくれる八ヶ岳の美しさを捉えた菊池哲男による写真を使用したポストカード2種セットが購入者特典としてプレゼントされる。
映画『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』は、2026年1月9日より全国順次公開。
※コメント全文は以下の通り。