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柄本佑×渡辺謙が濃密な掛け合いを繰り広げる『木挽町のあだ討ち』特報映像解禁

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映画『木挽町のあだ討ち』ティザービジュアル
映画『木挽町のあだ討ち』ティザービジュアル(C)2026「⽊挽町のあだ討ち」製作委員会

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 柄本佑が主演し、渡辺謙と初共演する映画『木挽町のあだ討ち』より、加瀬総一郎(柄本)と篠田金治(渡辺)が仇討ちの真相を巡り濃密な掛け合いを繰り広げる、本編初披露となる特報映像が解禁された。

【動画】“あの夜”の真相とは? 『木挽町のあだ討ち』本編映像

 原作は、第169回直木賞と第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子の『木挽町のあだ討ち』(新潮社刊)。芝居小屋を舞台にした人情作品でありながら、その巧妙な展開構成が称賛され、『このミステリーがすごい! 2024年版』国内編や「ミステリが読みたい! 2024年版」国内篇など、数多くのミステリー賞にランクイン。2025年には歌舞伎の舞台化も決定し、大好評のうちに千秋楽を迎えた。

 ある雪の降る夜。芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちが見事に成し遂げられた。その事件は多くの人々の目撃により美談として語られることとなる。1年半後、菊之助の縁者と名乗る侍・総一郎が「仇討ちの顛末を知りたい」と芝居小屋を訪れるが…。菊之助に関わった人々から事件の経緯を聞く中で徐々に明らかになっていく事実。果たして仇討ちの裏に隠されたその「秘密」とは。そこには、想像を超える展開が待ち受けていた――。

 主演の柄本佑が演じるのは、仇討ちに隠された真実に迫る田舎侍・加瀬総一郎。刑事コロンボを思わせるチャーミングな性格でありながら、鋭い観察眼も持ち合わせ、探偵のように事件を暴いていく。

 共演には名優・渡辺謙。総一郎が訪れる芝居小屋「森田座」の中心人物であり、仇討ちを成し遂げたその裏で密かに謀略を巡らせていた黒幕の立作者(江戸時代の歌舞伎における、企画から脚本執筆の総指揮を執る人物)・篠田金治を重厚かつミステリアスに演じる。

 監督・脚本は、ドラマ『グレースの履歴』(NHK BS)で第42回向田邦子賞をはじめ数々のドラマ賞を受賞し、『スローな武士にしてくれ〜京都撮影所ラプソディー〜』(2019/NHK BS)、『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』(2021年/NHK BS)など画期的な時代劇ドラマで高い評価を得ている源孝志が務める。

 この度、本編初披露となる特報映像が解禁。

 「一年半前、そこで仇討ちがあったとか」という総一郎の台詞と共に、雪が舞う中で艶やかな真紅の着物を身にまとった何者かが、傘を差し佇む。続いて何かを斬りつけるような効果音と共に、返り血を浴びながら生首を手にした白装束の男が――。物語の発端となる“仇討ち”を示唆する衝撃的なカットで幕を開ける。

 そして典雅な音楽に乗せて、柄本演じる加瀬総一郎と、渡辺演じる篠田金治による、仇討ちの真相を巡る濃密な掛け合いがテンポよく展開。「有り得ないんです」「一部始終を見ていたのですね?」「何が言いたい」「騙されてくれていりゃよかったのに…」といった意味深な台詞とともに、加瀬が飄々としながらも真相究明に向け鋭い眼差しを見せる姿や、真相を隠そうと画策する篠田が高笑いする姿が映し出される。
 
 果たして真相を追う者と陰謀を企む者、2人の探り合いが紡ぐ先に、どのような驚愕の物語が解き明かされるのか。本作が初タッグとなる柄本と渡辺が魅せる、軽快で華麗な演技の応酬に期待が高まる映像となっている。謎解きの入口となるこの特報映像を皮切りに今後も、物語の詳細や共演キャストが明らかになっていく予定。

 映画『木挽町のあだ討ち』は、2026年2月27日より全国公開。

映画『木挽町のあだ討ち』特報

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