ブレンダン・フレイザー主演『レンタル・ファミリー』HIKARI監督が凱旋来日! アジアン・プレミアに柄本明、森田望智ら参加

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第38回東京国際映画祭 ガラ・セレクション部門に正式出品されるブレンダン・フレイザー主演の映画『レンタル・ファミリー』(2026年2月27日公開)より、HIKARI監督の来日が決定。物語の舞台となった東京で行われるアジアン・プレミアに監督のほか、柄本明、ゴーマン シャノン 眞陽、木村文、森田望智、篠崎しの、真飛聖といった個性豊かなキャスト陣が参加することも発表された。
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本作の主人公は、報酬を得て“家族”の役割を演じる俳優を派遣する「レンタル・ファミリー」会社で働くことになったアメリカ人中年男性のフィリップ。東京をはじめとした日本各地を舞台に、“レンタル・ファミリー”として出会う人々と交流を重ねる中で、少しずつ自らの人生に向き合い、生きる喜びを見出していく姿を描くハートフルなヒューマンドラマだ。
監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集め、『Beef/ビーフ』、『TOKYO VICE』などの話題作を手掛けてきたアメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。
第50回トロント国際映画祭では、今最も注目されるクリエーターに贈られるEmerging Talent Awardも受賞し、名実ともに世界が注目する映画監督に名を連ねたHIKARI監督が、長編2作目にしてサーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を世界に送り出す。
主演のブレンダン・フレイザーのほか、共演にはエミー賞(R)ノミネート俳優・平岳大(『SHOGUN 将軍』)、山本真理(『PACHINKO パチンコ』『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』)、新鋭のゴーマン シャノン 眞陽、柄本明(『シン・ゴジラ』『カンゾー先生』)らが名を連ねる。
第50回トロント国際映画祭にて、現地時間9月6日、主演のブレンダンやHIKARI監督らも参加の、世界に先駆けたワールドプレミア上映が行われ、会場は大きな熱気に包まれた。上映後、世界各国の批評家や評論家たちからは、「フレイザーは、予想外に人生を肯定する経験となる仕事に就く男の姿を、魂のこもった抑制の効いた演技で見事に演じている」、「これは優美な映画だ。近頃あまり見かけない、控えめな人間味あふれるコメディである」(DEADLINE)、「演技の芸術と真髄を描いた風変わりで興味深い映画」(The Wrap)といった絶賛の声が多く上がった。さらにRotten Tomatoesでも94%fresh(10月9日時点)と圧倒的な好評に包まれ、熱狂的な盛り上がりを見せている。
第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品され、日本を含むアジア最速上映となるアジアン・プレミア開催が決まっている本作。
このたび、第95回アカデミー賞(R)主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーを主演に迎え、日本のカルチャーをふんだんに盛り込んだ本作を引っ提げて映画の舞台となった東京をHIKARI監督が訪れる。
大阪で生まれ育ち、17歳でアメリカに渡った自身の経験から、外国で暮らすアメリカ人俳優の物語を描きたかったという想いを抱き、日本を舞台に“家族”の役割を演じる“俳優”を派遣する「レンタル・ファミリー」会社をテーマにした本作を作り上げたHIKARI監督。今回の来日が、撮影時以来の再会となる出演者らと共に参加するアジアン・プレミアの場となる。
彼女とともにアジアン・プレミアに参加するため、老優・喜久雄を演じた柄本明や、本作で映画デビューを果たした新鋭、ゴーマン・シャノン 眞陽、「レンタル・ファミリー」社の最年少スタッフで、社内のムードメーカー・光太を演じる木村文、ブレンダン演じるフィリップに「レンタル・ファミリー」社を通して偽の新郎役を依頼する佳恵を演じた森田望智に加え、ゴーマン・シャノン 眞陽演じる美亜の母親・瞳を演じた篠崎しの、柄本演じる喜久雄の娘・雅美を演じた真飛聖らが集結する。
さらに、ロケ地となった東京・神楽坂で行われる「神楽坂化け猫フェスティバル」で限定チラシを配布されることが決定。
本作の撮影は、2024年の3〜5月にかけてオール日本ロケを敢行。ネオンが光り輝く新宿の街並みや、上空から捉えた渋谷のスクランブル交差点、小田急線、JR沿線といった「東京」の生活感あふれる町並みが随所に映し出されており、日本独特の結婚式、葬儀といったセレモニーなどの日本カルチャーも美しい映像美とともに刻み込まれている。
なかでも、シャノンが演じる少女・美亜とブレンダン演じるフィリップが父娘として参加した神楽坂の化け猫フェスティバルは実際に行われている猫の仮装イベント。2010年から開催され、毎年多くの人が参加するこのイベントが、今年は10月12日10時から開催される予定。劇中でも、美亜とフィリップが猫耳とヒゲをつけて可愛らしい猫に仮装し、まるで本物の父娘のようにイベントを楽しむ様子が描かれている。
今回、イベントの開催に伴い、映画公開を記念して“化け猫フェスティバル”特別ビジュアルが到着。イベント当日限定で、特別ビジュアルがデザインされた映画チラシが配布される予定となっている。
映画『レンタル・ファミリー』は、2026年2月27日より公開。