吉永小百合、「昔はなかった」124本目の映画で初日観客との対面に笑顔 佐藤浩市との夫婦役も回想
 
      
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俳優の吉永小百合と佐藤浩市が31日、都内で開催された映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』初日舞台挨拶に出席。吉永は「昔はなかった」という初日舞台挨拶での観客と対面できた喜びを語ったほか、佐藤との夫婦役を振り返った。
【写真】舞台あいさつでも仲良しな吉永小百合&天海祐希
   本作は、日本を代表する偉大な女性登山家・田部井淳子氏の実話をもとに、女性初のエベレスト登頂から、晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けたその勇壮な生涯を壮大なスケールで描く。この日は共演した天海祐希、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本順治監督も出席していた。
 山を愛し山に愛された女性登山家・多部純子を演じた吉永は「このお天気の中、大変な思いをして、初日のここに来ていただいたことと思います。とっても嬉しく思っております。そして私は124本目の映画になるんですけれども、昔はこのような初日の舞台挨拶などはなかったんですね」と回想。
 イベントへの参加を振り返りながら「毎回次の日のことを思うと、胸がドキドキしてしまいますけれども、昨日は特に天気予報で、明日はちょっと難しい天気になるだろうという予報があったので、胃がしくしく痛むような思いでした。でも、こうやって準備から3年ぐらいが経って、やっと皆様のお目にかけるっていうことは、とても嬉しいことですし、今日はじっくりとこの映画を楽しんでいただけましたらと思っております。よろしくお願いいたします」と笑顔で語った。
 吉永との夫婦役が実現したことについて、佐藤は「まさかまさかで。自分の中でこの日が来るなんて。ご一緒することはあるにしても、まさか夫婦役をやらせていただくなんてことがあると思っていなかったものですから」とコメント。吉永は「だいぶ私が年上なので」と笑顔を見せると、佐藤は「見ていただければ分かると思うんですけど、そんな風に感じさせることは一切ございません」と明言し「そんな日が来るなんてことは、亡き三國(連太郎)も思ってもいなかっただろうし」と語った。三國に報告したらなんというと思うかと問われると「ああ、そう」と声真似して会場を沸かせていた。

 
       
             
             
             
             
             
             
          
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					
