ゆりやん初監督映画『禍禍女』本予告解禁! 南沙良がシンガポール国際映画祭で主演女優賞にノミネート
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ゆりやんレトリィバァ初監督映画『禍禍女(マガマガオンナ)』より、“愛”と“狂気”が押し寄せる衝撃の本予告、本ポスターが解禁。また、現在開催中の第36回シンガポール国際映画祭のアジア長編映画コンペティションに選出され、現地で行われる公式上映にゆりやんと主人公の美大生・上原早苗役の南沙良が参加。南は主演女優賞にノミネートされている。
【動画】ゆりやんレトリィバァがおくる狂気の恋愛映画! 映画『禍禍女』本予告
本作は、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやんレトリィバァの初監督映画。
2021年、あるTV番組で「次に挑戦したいこと」として“映画監督”と語ったゆりやんに興味を持った本作のプロデューサーがコンタクトを取り、本企画が始動。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中には、カンヌの地で映画監督デビューが発表され、大きな話題を呼んだ。プロデューサーは撮影までの約1年間、ゆりやんとひんぱんに会い、恋バナを聞き続けていたという。そんな、ゆりやんのこれまでの恋愛がすべて詰め込まれた(!?)初監督作品がついに爆誕した。
本作の快進撃はめまぐるしく、世界22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第45回ハワイ国際映画祭では「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」を受賞。第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭ではTemps 0部門の観客賞、さらにイタリアで行われた第8回モンスターズ・ファンタステック映画祭では国際長編映画コンペティション部門で最優秀作品賞を受賞。台湾・第62回台北金馬国際映画祭にて、同映画祭では日本人映画監督として史上初の快挙となるNETPAC賞を受賞するなど、日本での公開を前に海外映画祭“4冠達成”という異例の快挙を成し遂げ、すでに世界から大きな注目を集めている。
本予告では、これまで謎のベールに包まれていた本編の内容が明らかに。“好きな人が、別の人を好きだった”―多くの人が胸のどこかに抱えている淡い恋の痛みから始まり、恋愛映画史上“最狂”の復讐劇へと急転直下し物語の行末がどんどん加速。“愛”と“狂気”が渦を巻きながら雪崩れ込んでくる、圧倒的インパクトの映像が連続し、二転三転とジャンルもホラーから恋愛からヒトコワまでどんどん変化していく。
穏やかな微笑みから一転、「私の方が可愛いやんか!」と嫉妬で悶える早苗(南)。「スキなのは、私だけのはずだけど!」と迫力満点の表情を見せる寺本唯(高石あかり)の姿など、印象深いセリフを発する場面も。
アオイヤマダ、田中麗奈が見せる狂気の表情とは対照的に、前田旺志郎、鈴木福、九条ジョーら男性陣が恐怖に凍りつく姿も印象的で、謎の霊媒師・斎藤工の存在も強烈なインパクトを残している。
そして、物語をさらに狂わせ、恐怖を決定的に深めていく“謎の存在”禍禍女。“スキになられたら、オワリ。”の禍禍女とは、いったい何者なのか―?
併せて解禁されたのは、無数のハートのシルエットと、鮮やかなターコイズグリーンの目玉に熱い濃厚なキスをする女性が掛け合わされたなんとも衝撃的な本ポスタービジュアル。
気を抜けば吸い込まれそうな漆黒の瞳に、乱れた長い髪の毛、そして真っ赤なマニキュアと唇。果たして、この女性が“禍禍女”なのか…。そして、口に入れられたこの目玉が意味するものとは一体? 恋愛と狂気が掛け合わされた本作への期待が高まる。
そしてこのたび、第36回シンガポール国際映画祭(12月7日まで開催 ※現地時間)のアジア長編映画コンペティションに選出され、現地で行われる公式上映にゆりやんと南が参加。2人は、12月6日、7日の公式上映の後に行われるQ&Aに登壇予定だ。
本映画祭は、1987年から始まった歴史ある、シンガポール最大かつ最古の映画祭。これまで日本作品の受賞歴としては2017年に役所広司がアジア映画への貢献を認められた人物に贈られる「シネマ・レジェンド賞」を受賞したことも話題となった。本作がノミネートされているアジア長編映画コンペティション部門では、2006年に、『やわらかい生活』(廣木隆一監督)、2001年に『ユリイカ』(青山真治監督)が最優秀アジア長編映画賞を受賞。南は主演女優賞にノミネートされている。授賞式は映画祭最終日の7日夜開催。
映画『禍禍女』は、2026年2月6日より全国公開。
※高石あかりの「高」は「はしごだか」が正式表記

