『ばけばけ』“トキ”高石あかり、怖さ“鳥肌”級の怪談披露も独自解釈にネット感動「なるほど」「涙が止まらない…」
高石あかりが主演する連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第12週「カイダン、ネガイマス。」(第59回)が18日に放送され、トキ(高石)がヘブン(トミー・バストウ)に新たな怪談を披露。トキが恐怖の物語に独自の解釈を加えてみせると、ネット上には「なるほど」「慈愛に満ちていて泣いた」「涙が止まらない…」といった反響が寄せられた。
【写真】明日の『ばけばけ』 錦織(吉沢亮)から話を聞くトキ(高石あかり)
トキによるヘブンへの怪談語りから一夜明けた。トキはまだまだ話し足りないと感じ、ヘブンも聞き足りなさを覚える。また夜に怪談を話す約束をとりつけ、2人はそれぞれ仕事に取り掛かる。
その夜、トキとヘブンはロウソクの灯りを挟んで静かに向かい合う。「ヨロシク、オネガイシマス」と頭を下げるヘブンに向けて、トキは「人の命が、ロウソクよりもたやすく消えていく時代のお話でございます」と怪談『子捨ての話』を披露。
とある村で暮らす百姓の夫婦は、自分たちが食べるだけで精いっぱい。子どもが生まれる度に、罪悪感を抱えながらも川に子どもを捨てていた。月日が流れ、夫婦の暮らしに少しゆとりが出てきた頃に初めて、子どもを育ててみることになる。
ある月夜の晩。父親は赤ちゃんを背負って子守り歌を歌うと「今夜はええ月だ」と独り言をつぶやく。すると赤ちゃんは「お父っつぁんが最後に私をお捨てになった時も、こげに月のきれ~いな晩でしたね」と語るのだった…。
『子捨ての話』に対して、ネット上には「え、怖い…」「背中がゾワァっとする」「ちょっと今鳥肌立った」などの声が集まる中、トキはヘブンに「何べん捨てられても…この子、同じ親のもと、生まれた。この子の親、思う気持ち…強い。それを知ったこの親、この子、大切に育てる、思います」と語りかける。
トキならではの視点に「なるほどそういう解釈もできるか」「おトキ解釈、深くて慈愛に満ちていて泣いた」「子から親への愛の話としか思えなくなって涙が止まらない…」といった投稿も相次いでいた。
※高石あかりの「高」は正確には「はしごだか」

