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乃木坂46、日本武道館公演でアンダーライブ3days 座長・五百城茉央「私たちの集大成を見せます」

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 続くユニットブロックは意外性の強い組み合わせと選曲で連日ファンを楽しませ続けたが、この日は五百城&奥田のギター弾き語りによる「サルビアの花を覚えているかい?」にて幕開け。2人の息の合ったハーモニーで客席に優しい風を注ぎ込むと、2人は「1年前は路上ライブで、10人の前で披露していたのに、今度は武道館だよ?」と素直な感想を告げる。続く「欲望のリインカーネーション」では佐藤をセンターに迎え、伊藤や黒見明香、冨里奈央、林、松尾、吉田綾乃クリスティーとともに、ミラーボールがキラキラした光を放つ中で艶やかなダンスを提示。「乃木坂饅頭」では金川紗耶を中心に岩本、柴田柚菜、田村真佑、矢久保がキャッチーな掛け声とともに、軽やかに歌い踊る。

 五百城がラジオDJを務める「のぎくりラジオ」がスクリーンに流れ始めると、ここからはクリスマスブロックに突入。田村の個性が存分に発揮された寸劇を経て「初恋の人を今でも」が始まると、ピンクのペンライトで染め上げられた客席とともに武道館がクリスマスイルミネーションへと一変する。このパートはファンから募ったリクエストをもとに選曲され、初日は「ここにはないもの」「全部 夢のまま」、2日目は「気づいたら片想い」「雪が降る日にまた会おう」が披露されたが、最終日は金川&松尾のダブルセンターによる「Monopoly」や、奥田を中心に据えた「やさしさとは」が用意され、メンバーからのリクエストメールと曲タイトルが読み上げられるたびに客席からは驚きと喜びの声が沸き起こった。

 そして、ステージ後方に用意されたクリスマスツリーに華やかな灯りが点灯されると、雪のように白い衣装に身を包んだメンバーが「歩道橋」を歌唱。五百城の切なげな表情と繊細な表現を前面に打ち出し、観客を魅了してみせた。その後、メンバーが2000円の予算でそれぞれ購入したクリスマスプレゼントの抽選会も実施され、クリスマスブロックは大きな盛り上がりのうちに幕を下ろした。

 ライブ後半戦は、冨里がセンターに立つ「それまでの猶予」からスタート。赤基調の衣装で華やかに歌い踊る彼女たちに、客席からは惜しみない声援とコールが送られる。曲中にはコール&レスポンスパートも用意され、一体感はより高まることに。黒見&吉田が笑顔を振り撒きながらパフォーマンスする「思い出が止まらなくなる」、柴田が圧倒的なボーカルで存在感を発揮する「交感神経優位」と、直近のアンダー楽曲で熱量を上げ続けると、「真夏の全国ツアー 2025」や「39thSG アンダーライブ」で日々進化を続けた「不道徳な夏」では、金川を中心としたメンバーが感情を爆発させるようなアクションでオーディエンスを煽り、盛り上がりは最高潮へと近づいていった。

 五百城のインタビュー映像に続いては、いよいよアンダーライブも最終ブロックへ。今回はアンダーライブ初の試みとなるバンド編成でのステージが用意され、躍動感の強い生演奏を背に「『じゃあね』が切ない」にてパフォーマンスを開始させる。「純粋とは何か?」MV衣装に身を包んだメンバーは、いつも以上に熱の伝わる五百城のボーカルを軸に、しなやかさと力強さを織り交ぜたダンスで存在感を発揮。また、リズミカルなアコースティックギターのストロークに乗せて、矢久保が満面の笑みで「風船は生きている」を生き生きと歌唱する。

 バンドメンバー紹介を経て始まった「踏んでしまった」では、バンドの疾走感溢れる演奏に導かれるように、松尾を中心にパワフルな歌とダンスでライブを牽引。さらに、「日常」では五百城が不敵な笑みを浮かべながら圧巻のパフォーマンスを見せ、新たな試みを交えたアンダーライブをネクストステージへと到達させた。

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