安田章大主演で名作フランス映画『髪結いの亭主』を日本初舞台化 石黒麻衣が脚本・演出を担当
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■安田章大
2023年、劇団普通『写真』のフライヤーに興味を持ち、観劇に行きました。とても好きな演劇スタイルでした。理由は明確でした。
「何気ない日常のやり取りの中に潜む人間の本質がいつも見え隠れしている。何が本音で、何が嘘なのか区別がつきにくい特徴が人という生き物にはある。適当に相槌を打つ時もあれば、傾聴して相槌を打つ時もある、なのに、その状態を見たり聴いたりしている第三者、あるいはその2人を取り巻く受け取り手は間違って理解することがある。人間はいかに愚か且つ、愛おしいか。その不完全な人間関係、会話、態話、が物心ついた頃には僕は軽妙に感じていたのでした」。
それらが劇団普通にはありました。終演後お声をかけさせていただき、お話をさせていただきました。そして、現在に繋がっています。
名作『髪結いの亭主』が1950年代に茨城にて存在するとどうなるのか。石黒さんを筆頭に、キャスト、スタッフ全員で揉み、内包された言葉にし難いものをお届けします。
中村さんとは、内側を向け合い、互いの心理に寄り添いたいです。相手が在るから僕が在れる。僕が在るから相手が在れる。
望ましい形です。舞台『髪結いの亭主』を通じてご自身に内包されているあらゆる感覚に耳を傾けてみてくださいませ。
■中村映里子
愛と官能の物語でありながら、どこかとても軽やかで奇妙な品と美しさに包まれた名作を、茨城弁で舞台化。さらなるユーモアを交え、石黒麻衣さんが新たなコンセプトを掲げ創造する『髪結いの亭主』に参加させていただけることを、とても嬉しく光栄に思います。
主演の安田章大さんとは初共演ですが、豊かな表現力の中に瑞々しい感性や人間力のしなやかさを感じております。"幸福で退屈な結婚生活"の時間や夫婦関係を、安田さんと共にどのように探求していけるのか、今からとても楽しみです。特異な愛の形態の中に、どんな感情や思考が湧き上がるのか…石黒さんの脚本と演出に込められた知性や感覚を、しっかりと自分の実感や感触にして、丁寧に演じられたらと思います。
私自身、舞台出演は12年ぶりとなります。素晴らしいキャスト・スタッフの皆様の力をいただきながら、邁進してまいります。

