『ヒンド・ラジャブの声』春ねむりナレーションの予告解禁 いとうせいこうら各界25名のコメント到着
■いとうせいこう(作家・クリエーター)
心拍が上がり続ける大事な作品だった。たくさんの人に観て欲しいと思います。
■小川彩佳(キャスター)
批判も覚悟の上、映画が響かせた「助けて」の肉声。一人の少女を記憶に刻むとともに、記録に残らない、救えたかもしれない無数の命を思わずにはいられない。
■松尾貴史(俳優)
「平和のための軍拡だ」、「抑止力である」などという死の商人たちの言葉に騙されているすべての人に見てほしい。彼らが信奉する愚策の『成果』を、ここにある現実で確かめるべきだろう。
あらゆる立場の人が見るべき。
■古舘寛治(俳優・監督)
これは我々の考える映画ではない。映画という枠を超えている。これは我々が必ず見なければならない作品だと思う。それがこんな不条理を許している我々同時代人の最低限の責務だと思う。
■安田菜津紀(メディアNPO Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)
ジェノサイドの暴力は虐殺だけではない。
不条理な壁を何重にも立ちはだからせ、人命を「救えなかった」無力感と罪悪感まで生き残った人々に深く刻み込む。
この映画を観て、「殺すな」と叫ぶだけでは不十分だ。
イスラエルによる占領を可能にしているのは、私たち「世界」なのだから。
■小島秀夫(ゲームクリエイター)
ネットニュースを巡回していた人なら、“結末”を知っているかもしれない。
それでも観て欲しい。助けを求め続ける6才の少女。彼女を助けようと必死に奮闘する大人たち。救急車で僅か8分の距離。ところが、救助活動の許可が下りない。立ちはだかるもの、そこは“戦場”だからだ。
焦燥。苛立ち。怒り。絶望。この世界は、狂っている。しかし、これは現実なのだ。
だからこそ、“彼女(ヒンド)”の銃声混じりの叫びを、世界中の人たちに聴いて欲しい。
■サヘル・ローズ(表現者)
覚悟をして、この作品を観てください。
目を逸らさず、
耳を塞がずに。
あなたは、その声を最後まで聞くことができるだろうか。
ヒンドは、歴史の中の名前ではありません。
本来なら今日も生きて、
笑い、
誰かに愛され、
未来を夢見ていたはずの少女。
助けを求めるその声を、世界は聞いていました。
それでも、その命を救うことはできなかった。
戦争が奪うのは命だけではありません。
未来であり、希望であり、誰かと過ごすはずだった時間です。
観終えた後、アナタはきっと問い続ける。
『あの日、沈黙したのは誰だったのか』
そして、その問いは決して過去だけに向けられたものではない。
■折坂悠太(シンガーソングライター)
忘れないようにする。今日もまっくらの中で、
まだ残ってる光を探して、誰かが心を削ってる。
迎えに行かなければ。はやく、はやく。
きっと今、この瞬間も、通話は切れていない。
■宇多丸(RHYMESTER)
そもそも「ただ見守るしかない」のが、映画だ。
ゆえに強く「いても立ってもいられない」感情を喚起する……その力を最大化して、無情な現実に抗っているのが、本作なのだ。
