清原和博、伝説的F1レーサーを盟友・桑田真澄にダブらせる　『ラッシュ』来日会見

映画

公開日：2014/1/28 17:06

清原和博、伝説的F1レーサーを盟友・桑田真澄にダブらせる　『ラッシュ』来日会見の

【関連】『ラッシュ／プライドと友情』来日記者会見フォトギャラリー

　長渕剛の「とんぼ」をBGMに登場した清原は、ダニエル演じた真面目なレーサーのラウダを「僕の昔からのチームメイトにこんな人いましたよね、高校時代から完璧主義者で。凄くダブりました」と元プロ野球選手の桑田真澄と比べながら「それでは清原選手は？」と聞かれると「もちろん彼です」とクリス演じた女好きなイケメンレーサーのハントに自らを重ねていた。また天才レーサー同士の戦いを描いた本作にちなんで、自身の天才エピソードを聞かれると「二日酔いでホームランを打ったことかな？」と、相変わらずのビックマウスぶりでハリウッド勢を驚かせていた。

　同作は『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』などで知られる名匠ロン監督が、伝説的レーサーとして知られるジェームス・ハント（クリス）とニキ・ラウダ（ダニエル）の人生をかけた熾烈な勝負を描く。

　1970年代に天才レーサーと称された2人についてクリスは「これが俺たちだ、といような正直さがある2人でとても魅力的。レースでもそうでなくて行動が予想できないキャラクターだ」と語り、ラウダを演じたダニエルについては「本人とは真逆なのに、撮影に入るとアクセントや身振り手振りが完全に本人そのもの。その豹変ぶりはとても勉強になった」とその熱演に舌を巻いていた。

　一方、ダニエルは「僕が演じたラウダは存命で話を聞くことができた。脚本の80％は実話だと言うし、今まで会ったことのないような人物。僕を鼓舞してくれるような存在でもあった」と貴重な出会いを振り返りつつ、クリスについては「本人と共通していることは、女性にモテるということ。クリスがツナギを着てレース場に出てきた瞬間、女性たちは失神していたよ」と誉めそやしていた。

　会見の最後には、清原を含めてヒット祈願のために鏡開きを行ったのだが、映画『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』PRも兼ねて来日中のクリスは、木槌をまるで自身が演じているソーの武器“ムジョルニア”というハンマーのように扱いながらポーズ決めたり、ニコニコ顔。司会者からは「違う映画のような気が……」と静かに突っ込まれていた。

　映画『ラッシュ／プライドと友情』は2月7日全国公開。