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映画『ラッシュ』主演俳優インタビュー、作品を通じて“女性の持つ力”を実感

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『ラッシュ/プライドと友情』クリス・ヘムズワース&ダニエル・ブリュール インタビュー 
『ラッシュ/プライドと友情』クリス・ヘムズワース&ダニエル・ブリュール インタビュー クランクイン!

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 好敵手の存在は、お互いの能力を高め、競い合う姿は観ているものを魅了する。それが表と裏、光と影のように正反対の存在であればあるほど……。F1の歴史に燦然と輝く名ドライバーであるニキ・ラウダとジェームス・ハント。生き方やレーシングスタイルが真逆の二人が繰り広げたバトルは人々を熱狂させ、多くのドラマを生んだ。そんな二人の“信じる道”を極上の人間物語としてスクリーンに蘇らせたのが、巨匠ロン・ハワード監督だ。彼に「素晴らしいキャスティングだった」と言わしめた、ジェームス・ハント役のクリス・ヘムズワースとニキ・ラウダ役のダニエル・ブリュールに映画『ラッシュ/プライドと友情』の見どころやパーソナルな話を聞いた。

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 陽気で奔放な天才と呼ばれたジェームス・ハントは、劇中「楽しくなければ勝利とは言えない」とニキ・ラウダに宣言する。彼の生き様を的確に表現している発言だが、クリスは「僕はサーフィンをしている時にアドレナリンが上昇するね。特に大きな波が来て、危険な状態になるとドキドキするんだ」と“生”を実感できる瞬間を明かすと「自分にとっていい刺激になるんだ。今その瞬間に集中するということは非常にエキサイティングなことだしね」とニヤリ。さらに「あとは子育てかな。こちらも、とてもエキサイティングで怖いことなんだ。自分の子どもを育てることや、さらに子どもが増えることは大変だけれど、自分をドキドキさせてくれる」と妻エルサ・パタキーとの間に誕生する第2子へ想いを馳せた。

 一方のダニエルは「今、自分の気持ちを上げてくれるのは、幸いなことに仕事なんだよ」と心情を吐露する。「俳優という仕事に対してハングリーな気持ちもあるし、もっと上達したいという思いもある。あとは、こうして日本にやってきて文化に触れることが出来ているように、この仕事をしていると、色々な国へ行くことができる。それは僕にとってはとても楽しい時間なんだ」。

 冷静な判断力から“走るコンピューター”と呼ばれたニキ・ラウダ。劇中、彼が放つ「もっと稼げる仕事があれば転職するよ」というクールなセリフはとても印象的だが、クリスやダニエルにとって、俳優という仕事に出会わなかったら、どんな人生が待っていたのだろうか? クリスは「他にあんまりできることがないんだよね。俳優と同じぐらい楽しいことが思い浮かばないんだ。高校生の時には、色々と将来なりたいものを考えたりしたんだけれど、ある時、俳優になったら全部それを経験することができるんだって思いついたんだ」と少年のような眼差しで笑う。「でも、もしこの仕事をしていなかったら、両親が児童保護の仕事をしていて、僕もチャリティに関わったりしていたので、それもオプションの一つになっていたかもしれないね」。

 俳優業が充実しており「役者として何かを成し遂げたい」とさらなる向上心を持つダニエル。しかし彼は「演じること」以外にも多方面で才能を発揮している。「本職にするほどではないのだけれど、僕は『A Day in Barcelona』という本を書いたことがあるんだ。まだパーフェクトにはほど遠いものなんだけど、一応売れたんだよ(笑)。だからもし俳優になっていなかったら、この本の続きを書くかもしれないね。あとは、ベルリンに『Bar Raval』というスペイン料理のお店を作ったんだけど、このレストランがすごく誇らしくてね(笑)。もし俳優がうまくいかなければ、もう一軒レストランを出すかもしれないね。是非お越しの際は立ち寄ってよ。この店にはネズミ(=ダニエル演じたラウダの愛称)がいるからさ(笑)」。

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