佐村河内守氏の関連アルバムが急浮上 300位圏外から27位に

2月17日付オリコン週間総合アルバムランキング(集計期間:2月3日~2月9日)で、ゴーストライター問題で注目を集めている作曲家・佐村河内守氏の“関連アルバム”が前週のTOP300位圏外から27位に急上昇した。クラシック部門では1位を獲得している。
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27位を記録したのは、2011年7月発売の『佐村河内守作曲:交響曲第1番 HIROSHIMA』で、総合TOP30入りは昨年5月27日付の28位以来9ヵ月(38週)ぶりとなる。
2012年1月発売の『シャコンヌ~佐村河内守弦楽作品集』が88位、昨年10月発売の『佐村河内守:鎮魂のソナタ』が95位と、“関連アルバム”が続々とTOP100以内に。この2作品のTOP100入りは、『シャコンヌ-』が昨年5月13日付の80位以来9ヵ月(40週)ぶり、『-鎮魂のソナタ』が昨年11月11日付の94位以来3ヵ月(14週)ぶりと、いずれも久々の浮上となった。
さらに同日付クラシックアルバム部門でも、『-交響曲第1番 HIROSHIMA』が1位、『シャコンヌ-』と『-鎮魂のソナタ』は3位、4位に入った。
2月6日には、桐朋学園大非常勤講師・新垣隆氏が記者会見を行い、18年間にわたって佐村河内守氏のゴーストライターを務めてきたことを告白。各メディアで連日取り上げられ、この影響もあってか、ランキングに食い込む結果となった。