キーラ・ナイトレイ、ハリウッド大作復帰の裏にケネス・ブラナーとの意外な関係…?

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本日15日より全国公開する『エージェント:ライアン』で、『パイレーツ・オブ・カリビアン』以来のハリウッド大作に出演したキーラ・ナイトレイ。その背景にあった意外な理由とは…?
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本作でジャック・ライアンの婚約者、キャシー役で出演しているキーラ・ナイトレイ。自身がCIAであることを隠すジャックに対し疑念を抱きながらも、何故かジャックのターゲットの元に現れるという、謎の多い役どころを演じている。
近年は『危険なメソッド』や『わたしを離さないで』など、大作以外の作品に参加する事が多かったナイトレイは、本作が久々の“ハリウッド復帰”。その理由を「ここ2年ほど、完全な娯楽作品か、もの凄くポジティブな作品に出たいと思っていました。5、6年前から死や闇といった作品ばかりで、ほぼ全ての作品で死んできましたから!」と語る。本作はナイトレイ曰く“ポップコーン・ムービー”。楽しんで演じられる上に、多額の製作費をかけた、これぞハリウッドのサスペンス映画という作品に、食指が動いたようだ。
さらに決定打となったのは、俳優であり、本作の監督も務めるケネス・ブラナーの存在。「1番の魅力はやはりブラナー監督。役者として一緒に演じている人に演出されるのはどんな感じなのか興味がありました。彼の仕事ぶりは見ていてとても面白かったです」と、尊敬の念を寄せる。ブラナーとナイトレイの出会いは、ナイトレイが女優の道を歩み始めたばかりの少女時代。「映画版『ハムレット』のオーディションで会ったんですが、本当に優しかった。役をもらえないことはわかっていましたが、ケネスはわざわざセットの模型を見せてくれたり、とても親切でした。11歳の子どもを一人の人間として扱ってくれたんです」と振り返る。そんな敬愛するブラナーと共に、子供の頃から好きだというサスペンス作品を作り上げたナイトレイ。その喜びはひとしおだろう。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』での大ブレイクを経て、さらに魅力的な女優に成長したキーラ・ナイトレイの演技と美しさを、是非スクリーンで堪能してほしい。