<ゆうばり映画祭>東出昌大、ゆうばりでも一番人気!? 地元おばさまの歓待にたじたじ

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1990年以来、今年で24回目の開催となる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」が27日、メイン会場となる北海道夕張市のアディーレ会館ゆうばりで開幕した。
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まず行われたオープニングセレモニーでは劇団EXILEと夕張太鼓保存会「竜花」によるコラボレーションでの太鼓演奏が実現。映画祭では初となる市民とアーティストによる本コラボレーションは、過去の映画祭参加で竜花の演奏に感銘を受けた劇団EXILEの希望によって実演に至ったといい、体温が上がるような勇壮な演奏に満員のファンから「ありがとう」の声が飛んでいた。
続いて場内は将来の映画・映像業界の発展へ向け、近年の活躍がめざましかったクリエイター、俳優を表彰する「ニューウェーブアワード」授賞セレモニーへと移行。栄えある第1回目の受賞者となった、クリエイター部門の宮藤官九郎、俳優部門の東出昌大、女優部門の武田梨奈が登壇する。
つららを思わせる鋭利なトロフィーを手にした宮藤は、「すごい殺傷能力の高そうなトロフィーを頂きまして」と、さっそく喜びを一ひねりして笑いに変える。続けて「『あまちゃん』の陰で映画も一応やってまして、『中学生円山』があまちゃんブームに乗りそうで乗り切れなくて……」と自虐的に語ったものの、「みなさん好評レンタル中です。よろしくお願いします」と最後はしっかりPRし、再び笑いを取ってまとめていた。
この日一番の歓声を集めていたのがNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で主人公の夫役を演じている東出。「到着した瞬間から地元のおばちゃんたちにバーッと来られて」と、その歓待ぶりに驚いていたが、バスから降りるなり北海道のファーストフード「あげもち」を振る舞われてたじたじとなり、口に頬張りながら地元メディアの対応に追われていた。
初めての訪問にも関わらず市民から「おかえりなさい」の声が飛ぶ対応に最初は驚いた3人だったが、温かさと映画を愛する町の雰囲気を感じリラックスした表情だった。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は3月3日まで北海道夕張市で開催。