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安達祐実、成熟した魅力でキャリア初の花魁役に挑む!『花宵道中』今秋公開

映画

安達祐実がキャリア初の花魁役に挑戦!
安達祐実がキャリア初の花魁役に挑戦!(C)2014 東映ビデオ

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三津谷葉子

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 遊女たちの甘美で美しくも、哀しく切ない生き様を赤裸々かつ繊細な筆致で描いた、宮木あや子氏による小説「花宵道中」が、安達祐実を主演に迎えて待望の映画化を果たすことがわかった。

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 原作は、2006年(第5回)「女による女のためのR-18文学賞」で大賞・読者賞をW受賞。その後、連作短編として書籍化されるや女性層を中心に共感を呼び、単行本・文庫合わせて約12万部のベストセラーになった。さらに小学館にて漫画化、女性セブンで連載されると大きな話題を呼び、こちらも累計30万部を超えるヒット作に。その傑作小説が、最高のキャストとスタッフを得て、満を持して映画化された。

 花魁の悲しい運命を背負った主人公・朝霧を演じるのは、その高い演技力と存在感を放つ女優・安達祐実。相手役に淵上泰史、妹女郎役に小篠恵奈が扮するほか、三津谷葉子、多岐川華子、立花彩野ら若手女優陣が彩りを添え、高岡早紀、友近、津田寛治らベテラン個性派共演陣が脇を固める。かつて『吉原炎上』『陽暉楼』『おもちゃ』等、遊郭や花街を舞台にした数々の名作を生んできた東映京都撮影所で、豊島圭介監督のもと新たな傑作が誕生する。

 初の花魁役のオファーを受けた安達は「今の私にはとてもいい役」と思ったそうで「役の心や想いに集中して演じるようにしました」と役作りについて語った。実際に花魁を演じてみて、「時代劇や花魁だからといって、特に苦労した点はありませんでした」と、ベテラン女優の気風を見せるも「花魁道中の場面では、衣装やカツラが物凄く重たかったです」という本音も。また、本作を手掛けた豊島監督は大好きな監督の一人だそうで、「絶対にまた一緒にお仕事がしたいと思っていたので、本当に嬉しかったです」と再会を喜んだ。さらに、共演した津田寛治の役への入り込み方や現場での居方、人に対しての接し方に感動したとも語った。津田の名演技にも注目したいところだ。

 安達祐実が初の花魁役に挑んだ『花宵道中』は今秋全国公開。

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