C・ノーラン×J・デップ!常識を“超越”するSF超大作、ポスタービジュアル解禁

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クリストファー・ノーランとジョニー・デップがタッグを組んだ近未来SF超大作『トランセンデンス』。日本版ポスタービジュアルが遂に解禁となった。
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映画『トランセンデンス』は、『ダークナイト』で映画史に金字塔を打ち立て、『インセプション』の圧倒的映像世界でアカデミー賞4部門を受賞するなど、21世紀を代表する映画監督の1人として注目を浴びるクリストファー・ノーランが製作総指揮を務めた話題作。
解禁されたポスターで描かれているのは、ジョニー扮する科学者ウィル・キャスターの怪しげな後ろ姿。意識を持つスーパーコンピューター“PINN”を開発していたウィルは、反テクノロジーの過激派組織の凶弾に倒れ瀕死に陥るが、妻のエブリンは彼の頭に電極を繋げて“PINN”との接続を図る。“人を、世界を、超越する”自我を失った超頭脳の誕生、まさにその瞬間を描いた不気味さを感じさせるポスターとなった。
海賊からヴァンパイアまで、幅広い役になりきったジョニーが今回演じるのは、「軍事機密、金融、政治から個人情報まであらゆるデータを手に入れ、世界を動かす力と頭脳を持ってしまった男」。果たして今回は、どのようなキャラクターに仕上がっているのか期待したい。
本作の重要なキーワードであり、実際に研究されている“トランセンデンス(シンギュラリティ)”とは、人工知能が人間の知性を超える現象のことである。現実のものとなれば、人類はテクノロジーと融合して老化や死を克服し、生物を超える存在となると考えられており、40年以内には実現すると予測する科学者もいる。この、まさに近未来なテーマをノーラン率いる『インセプション』の製作陣がどう描くか…今から公開が楽しみである。
『トランセンデンス』は6月28日、全国超拡大公開。