『プロメテウス2』始動? 新しい脚本家を迎え2016年3月に公開か

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「人類の起源」をテーマにしたリドリー・スコット監督のSF大作『プロメテウス』。その続編が2016年3月に公開予定で、『グリーン・ランタン』(11)の脚本家マイケル・グリーンにより推敲されることが明らかになったという。
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先週、米20th Century Foxがタイトル未定の作品を含め、2018年までの公開予定作品を発表し、スコット監督作品も「タイトル未定」ながら2016年3月4日公開予定として掲げられていた。
昨年11月に、スコット監督は『プロメテウス』と『ブレードランナー』の続編について話していたが、『ブレードランナー』がアルコン・エンターテインメントのもとで企画・製作されることから、この2016年3月公開作品が『プロメテウス』の続編だと一部で推測されていた中、関係者から聞いた話として、2016年3月に公開になるのは『プロメテウス』続編で、グリーンが脚本を推敲するとThe Wrapが伝えた。
スコット監督は先のインタビューで、2014年と2015年に撮影する予定の作品として、旧約聖書のモーゼを主人公にした『Exodus(原題)』、もう1作は「SF作品」とだけ話していた。しかし、現段階でこの「SF作品」が『プロメテウス』続編であると断定はできない。
グリーンは『ブレードランナー』続編の脚本も担当しており、『プロメテウス』の続編でもスコット監督からお声がかかったようだ。続編の脚本は、6月に日本公開予定のジョニー・デップ主演『トランセンデンス』を手掛けたジャック・パグレンが草稿しており、グリーンはパグレンから脚本を引き継ぐことになる。
『プロメテウス』は非公式ながら『エイリアン』の前日譚的な作品ということで、続編ではこの『エイリアン』シリーズで描かれてきたようなダークな部分を掘り下げるストーリーラインになるようだ。また、前作でマイケル・ファスベンダー扮するデヴィッドのようなアンドロイドが複数体登場することが予想されるとのこと。
米FOXはほかに、タイトル未定の『ウルヴァリン』作品が2017年3月、マーベルとのタイトル未定作品が2018年7月公開予定と発表している。