映画監督・劇団ひとり、大泉洋と柴咲コウからシャイな一面を暴露される
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映画『青天の霹靂』のプレミア試写会が14日東京都内で行われ、主演の大泉洋、共演の柴咲コウ、原作・監督・出演の劇団ひとりが出席した。
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劇団ひとりが初監督ということもあり、不安を抱えていたという柴咲だが「撮影に入ったら不安は払拭されて、超スーパー監督だったと思う。無駄がないし感情の演出も素晴らしかったしわかりやすかった」と大絶賛。
ただ、「すごく人見知り。雑談は一つもなかったし、会って話しかけても返事は『ええ』くらいだった。そこだけが残念」と極端にシャイな一面に困惑顔で、劇団ひとりは「こっちは監督業でイッパイイッパイ。それ以外で緊張したくなかった。柴咲さんは自分が思っている以上に綺麗ですからね」と逆切れ気味に弁解していた。
大泉も「シャイな方で、撮影の前半は僕のこと嫌いなの？ってくらい喋ってくれなかった」とその人見知り具合を明かしながら「監督としては不足もなくて、合理的な方」と演出家としての手腕は評価。
しかし、「演出に一生懸命だから、言葉を選べていなくて『それが限界っすか？』と。それが腹立つ」とクレームを入れると、柴咲も「“可愛く”と言われたけど、自然の中で可愛さを出すのは難しくて、しかも（監督の可愛さに対する）理想が高いんです」と告発。劇団ひとりは「でも完璧でしたけどね」と褒めるものの「本番で100％出してやりましたけど、でもリハーサルの方がいいとか言われたし」と責められる始末で「さっきから悪口ばかりじゃない!?」と俳優陣の手荒いイジリに頭を抱えていた。
作家としても活躍するお笑い芸人・劇団ひとりが、「陰日向に咲く」に続いて書き下ろした長編小説を映画化した監督デビュー作。雷に打たれて40年前の浅草にタイムスリップした売れないマジシャン・晴夫（大泉）が、絶縁状態だった芸人の父親（劇団ひとり）や母親（柴咲）と出会う中で、知られざる家族の愛や出生の秘密を知ることになる。
映画『晴天の霹靂』は5月24日より全国公開。
