エレン・デジェネレス、LGBTコミュニティ「最も影響力のある人物」リストで1位に

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米人気トーク番組司会者のエレン・デジェネレスが、同性愛者向けライフスタイル情報誌「OUT」により、LGBTコミュニティで「最も影響力のある人物」1位に選ばれた。
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今回で8回目を迎えるという「OUT」のパワーリストは、アメリカのゲイ&レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーの有名人の中で最も影響力のある人物50人を選出したもの。世間からの注目度や文化的影響力などの要素を独自の方法で計算し順位を割り出しているという。
エレンは昨年の2位から今年は1位に返り咲いた。3月にはアカデミー賞授賞式の司会を務め、本番中に豪華スターたちとの自撮り写真を撮影してツイッターに掲載し話題に。アカデミー賞授賞式の放送で2004年以来の高視聴率をもたらすことに貢献した。「OUT」誌では、“誰からも愛されている”ことが勝因の1つとしている。
2位は、スティーブ・ジョブズ亡き後にアップルを率いるティム・クック。ミズーリ大学のアメフト選手でNFLドラフトの有望株と言われているマイケル・サムは9位。マイケルは今年2月、同性愛者であることをカミングアウトした。
本パワーリストは各界で活躍する有名人が対象だが、エンターテインメント業界からはエレンの他、人気の海外ドラマ『glee/グリー』のクリエイター=ライアン・マーフィーが6位、海外ドラマ『天才少年ドギー・ハウザー』の子役スターで現在もテレビを中心に活躍するニール・パトリック・ハリスが7位にランクインした。
トップ10圏外では、『glee/グリー』のスー・シルベスター役でお馴染みのジェーン・リンチが20位。『X‐MEN』シリーズの映画監督ブライアン・シンガーが28位、今年2月に同性愛者であることを告白したエレン・ペイジが29位に。ファッション・デザイナーのトム・フォードとマーク・ジェイコブズは、それぞれ37位と39位、歌手のフランク・オーシャンは42位に選ばれている。