『キャプテン・アメリカ』エージェント・カーターのスピンオフ、シリーズ化決定

マーベルの人気アメコミヒーロー作品『キャプテン・アメリカ』シリーズに登場するエージェント・カーターこと、ペギー・カーターを主人公にするスピンオフ・ドラマのシリーズ化が決定した。マーベルが発表した。
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本シリーズ『Marvel’s Agent Carter(原題)』では映画に引き続き、ペギー・カーター役をヘイリー・アトウェルが演じる。発表された筋書きによると、舞台は1946年。第二次世界大戦が終わり兵士たちが帰還すると、ペギーは閑職に追いやられる状況となる。秘密組織の戦略科学予備軍(SSR)では事務的な仕事に追われる中、ペギーはハワード・スタークから受けた極秘任務をこなしながら、最愛の相手スティーヴ・ロジャースを失い、独身女性としての人生を歩もうとする。
エージェント・カーターのスピンオフは以前にも短編ながら、『アイアンマン3』(13)のブルーレイにボーナス・コンテンツとして収録された単発がある。昨年の時点でテレビドラマ化の企画があると伝えられたが、このたび正式に製作が決定した次第だ。
脚本を手掛けるのは、『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリー。両者のほか、人気海外ドラマ『HAWAII FIVE-0』のタラ・バターズやミシェル・ファゼカス、アメコミ界の重鎮スタン・リーなどが、製作総指揮として名を連ねている。
同じマーベルの『アベンジャーズ』スピンオフ・シリーズ『Marvel’s Agents of S.H.I.E.L.D.(原題)』はシーズン2の製作が決定したが、このシーズン2の放送が中休みとなるミッド・シーズンに『Marvel’s Agent Carter』は放送されるとのこと。マルクスとマクフィーリーは「1人の悪者、1つの事件を(1シーズンで)終わらせ、気が進めば次の年にまたやる。その時は1947年の設定だ」と話しており、人気海外ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』のように話数を絞ったリミテッド・シリーズにしたいそうだ。