映画『マネキン』監督がバイク事故で死去

人気海外ドラマ『SEX AND THE CITY』のサマンサ役で知られるキム・キャトラルが人間になったマネキンを演じた、1980年代のヒット映画『マネキン』(88)の監督マイケル・ゴッドリーブが死去した。オートバイを運転中の事故だったという。享年69歳。
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Entertainment Weeklyによると、ゴッドリーブ監督は現地時間5月23日、2012年式ドゥカティのオートバイを運転中に前を走行していたトヨタ車を追い越そうとして反対車線に侵入したが、同時に前の車が左折したため衝突したという。
ゴッドリーブ監督はヘルメットをかぶっていたが衝突と同時にバイクから投げ出され、頭を強く殴打し首の骨を折ったと、カリフォルニア州ハイウェイパトロールが声明で発表。救急医療隊が駆け付けたが、45分後に死亡が宣告されたそうだ。E!Onlineによると、事故はゴッドリーブ監督がロサンゼルス郡ラ・カナダ・フリントリッジ付近の高速道路を南下中に起きたという。
ゴッドリーブ監督の訃報を聞き、映画『マネキン』でキャスティング・ディレクターを務めたマーシ・リロフが「なんて悲しいこと!」とツイート。続いて、本作で主人公の青年ジョナサンを演じたアンドリュー・マッカーシーが「大変悲しい」とツイートした。
ゴッドリーブ監督は『マネキン』のほか、人気コメディデュオだったチー&チョンのチーチ・マリン主演の90年作品『オージー・サンバ/死ぬほど愛して!!』(未)や、人気プロレスラー=ハルク・ホーガン主演の93年作品『Mr.ベビーシッター』(未)などの監督兼脚本を務めた。
また、人気ゲーム『モータルコンバット』シリーズの『Mortal Kombat: Special Forces(原題)』や『NBA Hang Time(原題)』など、多数のビデオゲームのプロデューサーとしても知られ、最近はカリフォルニア州パサデナの有名美術大学アートセンター・カレッジ・オブ・デザインで教鞭を執ったとのことだ。