ジャスティン・ビーバー、差別用語を連発!証拠動画流出で謝罪

人気歌手ジャスティン・ビーバーが、15歳の時に飛ばしたジョークで黒人差別用語のNワードを連発している動画が流出し、謝罪する事態が生じた。
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この動画は英紙The Sunが現地時間6月1日、本紙の有料サイトに掲載したものだが、TMZも同じ動画を4年前に入手していたとのこと。プロモーションのイベントのバックステージで撮影されたもので、ジャスティンがたわいのない会話の後「どうして黒人はチェーンソーが怖いのか?」と切り出し「Run(逃げろ),N――r,n――r,n――r」とNワードを連発している。これはチェーンソーの稼働音がそう聞こえるというジョークだが、同席していた顔の映っていない第三者が「バイクでも同じことが言える」と続けている。
TMZは当時ジャスティンが15歳だったことと、発言した直後に友人らにバカなことをしたと話していたことを知っていたため、公表しなかったという。関係者はTMZに対し、ジャスティンは日曜日に動画が流出すると、「苛立ちを感じ、悲しがっている」と話したそうだ。
その後ジャスティンは「子供だった僕は特定の言葉には力があり、人を傷つけられることを理解していませんでした。人を傷つける言葉やジョークを繰り返すことに問題はないと思っていて、当時はそれが面白くないこと、また自分の行いが無知の延長だったことに気付きませんでした」と正式声明を発表。
「友人や家族のおかげで僕は自分の失敗から学び、成長し、これらの間違った行いを謝罪しました。今またこうした過去の失敗が公になり、不快な思いをさせてしまった方々に僕は再び謝罪する必要があります。本当に申し訳ありません。僕はすべての文化の人々との結び付きを真剣に受け止め、僕の子供じみて弁解の余地がない過ちにより不快にさせてしまい、傷つけてしまった人に謝罪します」と謝意を表した。
ジャスティンは当時は子供だったが今は大人になり、世界に対する自分の責任を把握し、「同じ過ちを犯さない」と続けると、この社会に無知は不要とし、自分の過ちを共有することで他の人が同じ過ちを犯さないことを願うとコメント。再び謝罪して締めくくった。