チョン・ドヨン主演『マルティニークからの祈り』、“心打たれる”ビジュアル解禁

『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、本年度の同映画祭では審査員という大役を担ったチョン・ドヨン主演映画『マルティニークからの祈り』のポスタービジュアルが解禁された。
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本作は、言葉も分からない異国の地で、突然、身に覚えのない麻薬密輸容疑で捕まった平凡な主婦が、絶望の中、家族のもとへ帰るための激闘の765日間を描いた衝撃の実話。
公開されたポスタービジュアルには、「妻だから、母だから、私は家に帰りたい。」と突然、地獄のような状況に陥れられた平凡な主婦の、家族に会いたい切実な思いを表現したキャッチコピーが記載されている。この世の果てのような地で絶望の中に差し込む、一筋の希望の光。“家族に会いたい”というその思いだけで、つないだ細い細い命の糸を手繰り寄せようとする、主人公の葛藤に心打たれるポスターとなっている。
また、ポスタービジュアルの公開に合わせムビチケカードも販売予定。主人公が遠く離れた家族と唯一繋がることのできる、「手紙」をモチーフにした“家族の絆を紡ぐレターセット”が特典としてついている。(一部劇場のみ/数量限定)
2004年10月30日。フランス・オルリー空港で、1人の韓国人主婦が麻薬密輸容疑で逮捕されるというショッキングな事件が起こった。彼女は平凡な主婦だった。かわいい娘とちょっと頼りないが人のいい夫を愛し、家族の幸せを願う。どこにでもいる良き母であり、良き妻。ただ少しだけ世間知らずで、少しだけ家族を愛する気持ちが強すぎただけ。そんな彼女が突如味わうことになった、765日間の地獄とは…。
『マルティニークからの祈り』は、8月下旬よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。