R・クロウ、F・コッポラも出演 ボルドーワインを巡るドキュメンタリー公開決定

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世界一と称されるボルドーワインの知られざるビジネスと、ワインに魅了された人々を追ったオーストラリアのドキュメンタリー映画『世界一美しいボルドーの秘密』が、9月27日より日本公開されることが決定した。
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本作は、由緒あるフランスシャトーの驚くべきワインビジネス事情と、ボルドーワインに熱狂する人々に肉迫し、ドキュメンタリーオーストラリア映画協会賞で長編ドキュメンタリー監督賞を受賞した話題作。
何世紀にも渡り、富、権力の象徴であり、世界一と称されるボルドーワイン。しかし、その繁栄の裏には、刻々と変化する世界市場とグローバル経済が密接に結びついていた。
そして今、ボルドーワインは大きな危機に直面している。欧米の伝統的な顧客は減少し、中国を筆頭とする新興国の富豪によって凄まじい価値まで押し上げられている。2013年に赤ワインの消費量が世界一となり、すべてを手に入れようとする中国の需要に対し、果たして伝統あるボルドーのシャトーたちは、この状況にどのように立ち向かうのか。
本作には、ロバート・パーカーを始めとする著名なワイン評論家、世界的なワインコレクターのほか、ワイナリーのオーナーでもあるフランシス・F・コッポラ監督などが出演。さらにナレーションは、『ノア 約束の舟』のラッセル・クロウが務めている。
映画『世界一美しいボルドーの秘密』は9月27日より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。