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漫画家・井上雄彦 「ガウディと常に会話してました」制作秘話を明かす

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「特別展 ガウディ×井上雄彦」記者内覧会に出席した井上雄彦氏
「特別展 ガウディ×井上雄彦」記者内覧会に出席した井上雄彦氏 クランクイン!

 7月12日より開催される「特別展 ガウディ×井上雄彦‐シンクロする創造の源泉‐」の記者内覧会が11日、森アーツセンターギャラリーにて行われ、人気漫画家の井上雄彦氏が出席。本展覧会へ披露する作品への想いを語った。

【関連】「特別展 ガウディ×井上雄彦‐シンクロする創造の源泉‐」記者内覧会 フォトギャラリー

 「2013‐2014日本スペイン交流400周年」を記念する特別文化事業として開催される本展覧会。アントニ・ガウディと言えば、1882年に着工し、いまなお建造中のサグラダ・ファミリアをはじめ、数々の独創的な作品を世に輩出してきた偉大な建築家だ。

 井上氏は「『pepita』(日経BP社)の編集の方に“ガウディを見てみないか?”と言われたのがきっかけで、そこから引きずりこまれたんです」と笑顔を見せ、更に「最初に見た建造物のインパクトはすごかったのですが、その奥にあるガウディという人物をもっと見てみなくなった」と魅力を語った。

 展示会場には、バルセロナの各関係機関より出品されたガウディの素描、設計図、模型、家具など、貴重な資料100件のほか、井上氏が、ガウディの人間像や世界観を描き下ろした約40作品が並んでいる。

 「ガウディを勉強して色々なものを感じましたが、あれもこれも表現することはできないので、“自分とガウディが重なる部分があるならこれだ!”というところを描きました」と作品に込めたメッセージを述べると共に、サグラダ・ファミリアが望める場所での約1ヵ月間の制作活動中は「ガウディと常に会話をしていましたよ」と懐かしそうに当時を振り返っていた。

 また、井上氏は「和紙に作品を描いたことが大きかった。以前は墨をするような作業が生じる時間は大切だと思えなかったのですが、(絵を描くという)実践と実践の間の時間が大切であることを気づきました。その時間に自分と向き合うことができるし、余計な考えが落ち、作品を描く時の(気分の)波がなくなるんです」と今回の活動を通じて多くのことを学んだことを語った。

 「特別展 ガウディ×井上雄彦‐シンクロする創造の源泉‐」は、7月12日~9月7日まで森アーツセンターギャラリーにて開催。

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