東京国際映画祭オープニング&クロージングは日米の話題作『ベイマックス』『寄生獣』

10月23日から31日の9日間にわたり開催される、第27回東京国際映画祭(TIFF)。オープニング作品にディズニー・アニメ『ベイマックス』、クロージング作品に人気コミックの実写映画『寄生獣』が決定。日米の話題作が今年の映画祭を彩ることになった。
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オープニングを飾る『ベイマックス』は、『アナと雪の女王』が250億円突破したディズニー・アニメ最新作。今回のオープニング上映が“世界最速”となり、日本でワールド・プレミアを行うのはディズニー・アニメ史上初となる。本作のドン・ホール&クリス・ウィリアムズ監督は、東京でのワールドプレミアについて「本当にワクワクしています」と胸を躍らせ、「私達に深いインスピレーションを与えてくれた東京にて、この映画が上映されることをとても楽しみにしています」と期待を込めたコメントを寄せた。
一方、クロージングは、累計発行部数1100万部を突破する、日本マンガの金字塔にして世界中に熱狂的ファンを持つ『寄生獣』を実写化した話題作。山崎貴監督は「寄生獣という作品は“種としての人間”がいかに生きるべきかということを考える入り口になりうる作品だと思います。沢山の問題を抱えた現代という時代、このような大きな映画祭のクロージングにこの作品を選んでもらえた意義は大きいと思います」と語っている。
なお、今年の東京国際映画祭は、六本木をメイン会場としながら新たに「TOHOシネマズ日本橋」、「歌舞伎座」にもエリアを拡大。さらに日本が誇るアニメーションにより注力することを発表している。