チャウ・シンチー最新作！ ありえねー『西遊記』のハイテンション特報映像が公開
映画
日本でも大ブームを巻き起こした映画『小林サッカー』のチャウ・シンチー監督最新作『西遊記～はじまりのはじまり～』。全世界で200億円超えというメガヒットを記録している本作の特報映像が遂に公開となった。シンチー監督自身が、日本語で「ありえねー！」「とんでもねー！」と叫びながら作品が紹介される映像に、公開前から既にテンションが上がってくる。
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本作は、シンチー監督の6年ぶりの最新作。『少林サッカー』では少林拳とサッカーの融合、『カンフーハッスル』ではギャング団とカンフーの達人たちとの死闘、『ミラクル7号』では貧乏父子と地球外生命体が巻き起こす騒動…と、シンチー監督は1作ごとにユニークな設定と、“ありえねー”映像で観客を魅了してきた。
そして新作では、『西遊記』を題材に、三蔵法師・孫悟空・沙悟浄・猪八戒のお馴染み4人が天竺を目指す前のオリジナルストーリーを描く。
三蔵法師は玄奘（げんじょう）という名の若き妖怪ハンターとして登場。わらべ唄で妖怪の善の心を呼び覚まそうと試みるが失敗ばかりで、師匠から「お前にはほんの少し“何か”が足りない。修行に励め」と諭される姿が描かれる。『西遊記』での“仏教の悟りを開いた三蔵法師”とは程遠い姿である。
また、沙悟浄・猪八戒・孫悟空も斬新な姿で登場。沙悟浄はカッパではなく巨大な魚と獣を合わせた水の妖怪。猪八戒は美男子として現れ、巨大なイノシシに変身。孫悟空は外見が青白くはげた老人として現れ、獰猛な猿に変貌する。更にオリジナルキャラクターの“女性妖怪ハンター”段と玄奘との儚い恋にも注目だ。
『西遊記～はじまりのはじまり～』は11月、TOHOシネマズ有楽座ほかにて公開。
