チャウ・シンチー人気作『西遊記』続編、2017年9月日本公開決定

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香港映画界を代表する巨匠、チャウ・シンチーが製作・脚本を手がける映画『西遊記』の続編『西遊記2~妖怪の逆襲~』の日本公開が決定した。先行して今年1月に本作が公開された中国では、2017年度中国国内映画興行収入第2位となる興行成績16.5億元(約256億円)の大ヒットを記録している。
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本作は、天竺へ向かい旅をする孫悟空たちの活躍を元に、コミック的な要素を取り入れたファンタジー・エンタテインメント。前作『西遊記~はじまりのはじまり~』では三蔵法師と3人の妖怪たちの出会いをベースに描かれたが、続編では立ち寄った比丘国(びくこく)で三蔵法師一行が国王との出会いをきっかけに窮地へと追いやられてしまう…。
三蔵法師役には韓国アイドルグループEXOの元メンバーで『トリプルX:再起動』にも出演したクリス・ウー、孫悟空役はハリウッド作『グレートウォール』のケニー・リンが扮する。また、猪八戒役には『タイガー・マウンテン 雪原の死闘』のヤン・イーウェイ、沙悟浄役は元NBAプレイヤーのメンケ・バータルが演じる。
さらに、『人魚姫』でヒロインを演じたリン・ユン、2015年に米フォーブス誌が発表した「世界で最も影響力のある女性100人」に唯一中国人女優で選ばれた『モンスター・ハント』のヤオ・チェン、そしてスー・チーが前作に引き続き出演している。監督は“香港映画界のスピルバーグ”こと『セブンソード』(05)、『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』(11)のツイ・ハークが務める。
映画『西遊記2~妖怪の逆襲~』は9月8日より全国ロードショー。