スタンリー・キューブリック未製作作品がミニシリーズ化、主演に『デクスター』俳優
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映画『時計じかけのオレンジ』や『シャイニング』などで知られる巨匠スタンリー・キューブリック。彼が生前に執筆した脚本『God Fearing Man（原題）』がTVドラマのミニシリーズとして製作され、海外ドラマ『デクスター』のマイケル・C・ホールが主演を務めることが明らかになった。The Hollywood Reporterが伝えた。
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『God Fearing Man（原題）』は、実在した金庫破りのハーバート・エマーソン・ウィルソンを描くという。ウィルソンはカナダ出身の聖職者だったが、後に銀行強盗してアメリカの20世紀初期の犯罪史に名を残したという人物だそう。マイケルはウィルソンを演じると共に、製作総指揮を務めるそうだ。
本作の製作は2012年頃から企画が持ち上がっていたが、最終的にミニシリーズとして当初から関わっていたEntertainment OneとPhilco Filmsが製作する予定とのこと。キューブリック監督作『フルメタル・ジャケット』（88）のプロデューサーを務めたフィリップ・ホブズや、『キラー・ネット／殺人ゲームへようこそ』（未）のスティーヴ・ラニングなどが製作を務める。
現在、Entertainment Oneが放送局へ売り込み中とのことで、放送局は決定していない。監督や他のキャストなどの詳細は不明。
キューブリックの未製作作品はほかに、監督が1960年代に製作をやめたという『Lunatic at Large（原題）』などがあった。本作は2010年頃に女優スカーレット・ヨハンソンと俳優サム・ロックウェルで映画化されるという話があったが、現在、動いている様子はない。また昨年は、フランスの英雄ナポレオンを題材にしたキューブリックの脚本が、スティーヴン・スピルバーグによりミニシリーズ化されると伝えられた。
