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サンリオ社長「キティは猫じゃない?」問題に言及「キティはキティ」

映画

『くるみ割り人形』完成披露試写会の模様
『くるみ割り人形』完成披露試写会の模様(C)1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN

 11月公開の映画『くるみ割り人形』の完成披露試写会が4日、都内にて行われ監督の増田セバスチャンと本作の生みの親であるサンリオの辻信太郎社長、本作の3D監督を担った三田邦彦らが舞台挨拶を行った。

【関連】「ハローキティは猫ではない」報道にケイティ・ペリーが反応、サンリオは誤解を訂正

 チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつ「くるみ割り人形」を1979年に実写人形映画として作り上げたものを、極彩色で再構築した本作。ボイスキャストには有村架純、松坂桃李、市村正親、広末涼子といった豪華な面々が揃う。

 この日ステージにはキティも登場。増田監督は「世界が誇るキティちゃんの横に並べるなんて思ってもみませんでした!」と感激。「僕はサンリオの劇場があった松戸の出身で、小学二年生のころに旧作を観ていて、そのストーリーはとても強烈でずっと心にひっかかり大人になりました」と本作との出会いを明かす。

 また、「35年の時を経て、本作をリクリエイトすることは大変なプレッシャーでしたが、辻社長の『日本の文化や映画を世界に広げる』という意志を引継いで、日本オリジナルのポップカルチャーを世界に発信出来たらと思っています」と意気込みを語った。

 辻社長は「増田監督の演出と三田監督の3D映像で、『くるみ割り人形』が再現されたことは本当に嬉しいです」と喜びを語るとともに、「1979年に、1コマずつ手で動かして作ったのが『くるみ割り人形』。そしてその5年前、やなせたかしさんが私のところに『ちいさなジャンボ』というメルヘン作品を書いて持ってきて『これで映画つくろうよ』となり、作ったアニメがサンリオ映画の始まりでした」と経緯を明かす。

 先日、「キティは猫じゃない」という説が日本国外で話題になったことについて辻社長は「キティちゃんは猫じゃないんですよ。『キティが猫』ということは、『ミッキーはネズミなのか』という話になってしまいます。そういうことではなく、キティはキティ、ミッキーはミッキー。キティもミッキーもみんなのアイドルなのだから」と断言した。

 映画『くるみ割り人形』は2D・3D共に11月29日より全国ロードショー。

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