高倉健さん死去、海外メディア「日本のクリント・イーストウッド」と訃報を報道

俳優の高倉健さんが11月10日、悪性リンパ腫のため83歳で死去したという訃報が日本を駆け巡ったが、海外メディアでも「日本のクリント・イーストウッド」「日本の伝説的な俳優」の死去と、大々的に報じられた。
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イギリスのBBCやentertainmentwiseなどは「“日本のクリント・イーストウッド”と知られる」などの表現を使い、「日本のやくざ映画やアクション映画でストイックな役柄を演じた名優」と紹介。シドニー・ポラック監督の『ザ・ヤクザ』(74)やリドリー・スコット監督作『ブラック・レイン』(69)など、ハリウッド映画での活躍と共に、日本映画界での功績を称えた。Varietyも「ハリウッドのクリント・イーストウッドのように、ある世代の日本の映画ファンにとって伝説的な存在」などと伝えた。
各メディアとも、高倉さんの生い立ちや日本映画での活躍、ハリウッド映画への進出などを詳細に伝える哀悼記事を掲載し、日本では高倉さんの死去が報じられると各界から哀悼のコメントが続出したことや、ソーシャルメディアなどで日本国民からも大きな反響を呼んだことを伝えている。