レディー・ガガ、10代で受けた性的暴行を告白「恐ろしい経験をした」

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10月に歌手のケシャが、音楽プロデューサーのDr.ルークに性的虐待などを受けたとして同氏を訴えニュースになったが、日本でも人気のポップディーヴァ=レディー・ガガが、ラジオ番組で10代の時に性的暴行を受けたと明かし話題になっている。
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人気ラジオDJハワード・スターンのラジオ番組に出演したレディー・ガガは、19歳の時に20歳ほど年上の音楽プロデューサーに性的暴行を受けたと告白した。「恐ろしい経験をした。何年もかけて精神的・肉体的セラピーをたくさん受けたから、今は笑顔を取り戻せたわ。音楽が私にとって素晴らしい支えになった」と語り、現在はつらい経験から立ち直っているという。しかし、「心を閉ざしていたことが一時期あったわ。自分自身ではなかった」と明かした。
カトリック系の学校に通ったガガは当時、自分は世間知らずだったという。「あんなクレイジーなことが起きて、“大人ってこうなの?”と感じた。私はとても考えが甘かった」。「起きた直後はあまり影響がなかったけど、5年くらい経ってから実感したの。打ちのめされたわ。もの凄いトラウマになって、“いいから突っ走れ。そこから抜け出すためにもよ”と自分に言い聞かせていた」と、落ち着いた声で話している。
この一件で相手が誰だったのか、名前を明かすことのなかったレディー・ガガだが、ガガの告白後ケシャの弁護士がその相手はDr.ルークだったとコメントしたため、事態はややこしくなったようだ。レディー・ガガの代理人がきっぱり否定しても、ケシャの弁護士はレディー・ガガに裁判で証言させると述べているとTMZは伝えた。
レディー・ガガの代理人は再び事実でないことを強調し、「このような繊細な事柄を利用するなんて信じられない」と、ケシャの弁護士に怒りを露わにしたという。