『The Interview』公開中止を受け、米映画館がR指定映画『チーム・アメリカ』上映

ハッカー集団によるクリスマスのテロ予告を危惧し、映画『The Interview(原題)』が公開中止となったのを受け、アメリカのシネマ・チェーン、Alamo Drafthouse Cinemaが、北朝鮮をネタにした映画『チーム・アメリカ/ワールドポリス』をあえてクリスマスに上映するという。
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『チーム・アメリカ/ワールドポリス』は『サウスパーク』を製作したトレイ・パーカーとマット・ストーンによるマリオネットを使った政治風刺映画。ブラックジョーク、パロディを満載し、著名人から政界人などありとあらゆる人物を笑い飛ばしたR‐18指定の問題作だ。
北朝鮮の最高指導者である金正恩の暗殺を企てるというコメディ映画『The Interview(原題)』の公開中止に、これまでさまざまな問題作を上映してきた“映画通”のための映画館で知られるAlamo Drafthouseが皮肉を込めたようにも見える。