永瀬正敏、樹木希林と14年ぶりの共演! 河瀬直美監督の新作『あん』出演

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世界的に評価を受ける河瀬直美監督がメガホンを取り、女優・樹木希林が主演を務める映画『あん』(6月全国公開)。映画の舞台となるどら焼き屋の店長で、重要人物の千太郎を永瀬正敏が演じることが決定。2001年公開の映画『ピストルオペラ』以来14年ぶりに共演した樹木と永瀬、2人が出演している特別映像も解禁となった。
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物語は、刑務所暮しの後、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬)の前に、働きたいと懇願する老女・徳江(樹木)が現れるところから始まる。彼女の作る粒あんはあまりに美味しく、次第に客も増え、「どら春」は繁盛店へ。近所の女子中学生ワカナも徳江と仲を深めていくなかで、千太郎とワカナはある事実に対面する。
河瀬監督からの熱烈なオファーから実現した永瀬の出演。「自分にお声掛けしてもらえるとは思いもしなかったので大変嬉しかったです」と振り返り、作品については「映画の枠を越えた“何か”が作品の中に息づいている気がしていました」と深い想いを語っている。
カンヌ国際映画祭グランプリ受賞者の河瀬監督との初タッグとなる本作だが、カンヌ出品について永瀬は「それはまだなんとも…」とのコメントしながらも、「ただフランスとドイツが制作に入っていると聞いているので、両国の皆さんにも見て頂ける機会があればいいな、とは思っています」と展望を明かした。