人気店の料理と映画を一緒に堪能「東京ごはん映画祭」 大坊珈琲店も1日限定復活

“食でつながる人と人を描いた映画”や“ごはんが印象的な映画”を一堂に集めた、「東京ごはん映画祭」が今年も開催。都内のレストラン&カフェでの上映会と、映画館上映の2本柱で、作品、料理、スペースなど、観客の好みの組み合わせで鑑賞ができるイベントとして評判となっている。
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2010年から毎年秋に開催されている本映画祭。本年度は人気を集めている“レストラン&カフェ上映会”をさらに充実。10月から人気ビストロ「BEARD(目黒)」で先行スタートしたのを皮切りに、蔵前のホステル「Nui.」のラウンジを活かした上映や、「PADDLERS COFFEE(渋谷区西原)」で劇場公開前の新作にまつわる貴重なセッション、「cafe104.5(御茶ノ水)」の料理教室つき上映など、店舗とオーナー、シェフの特徴をそれぞれに活かした“ごはんつき上映会”を行っている。
11月9日には、スペシャル企画として、会場のシアター・イメージフォーラム(渋谷)近くに、2013年に惜しまれつつ閉店した「大坊珈琲店」を1日限定でオープン、映画の余韻とともに深煎り珈琲を味わえる時間と空間を提供する。
映画館上映では、劇場公開前の特別上映も実施する。『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命』『A FILM ABOUT COFFEE』、近年の話題作『あん』『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』、不朽の名作『赤い薔薇ソースの伝説』『麥秋』『レナードの朝』『フライド・グリーン・トマト』など幅広く充実したラインナップとなっている。
料理でチョイスしても良し、上映の空間でチョイスしても良し、作品でチョイスしても良し、観客の好みに合った映画とごはんの組合せで、それぞれの楽しみ方ができるのが最大の魅力だ。
『第6回東京ごはん映画祭』は11月13日まで、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムや都内レストラン&カフェにて開催中。