ジュリア・ロバーツ、白血病の少年の夢を叶えた「バットキッド」映画化に出演&製作

最近ではHBOのテレビ映画『ノーマル・ハート』でテレビドラマにも出演したオスカー女優ジュリア・ロバーツが、2013年に話題になった「バットキッド」ことマイルズ・スコット少年のストーリーを追ったドキュメンタリー『Batkid Begins:The Wish Heard around the World(原題)』の長編映画化を手がけるそうだ。Varietyなどが報じた。
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2013年11月、当時白血病と闘う5歳のマイルズが全米のみならず、海外のニュースでも取り上げられるほどの有名人になった。難病の子供達の夢を叶える米支援団体「Make A Wish Foundation」がサンフランシスコ市と協力し、バットマンのファンだというマイルズの夢を叶えるため、市内を一部封鎖しゴッサム・シティに仕立てたのだ。「バットキット」に変身したマイルズは、バットマンと共にバットモービルに乗り出動。爆弾を取り付けられた少女を救出し、悪役リドラーを退治する雄姿がニュースなどで伝えられた。
Varietyによると、『Batkid Begins:The Wish Heard around the World(原題)』は、その時のマイルズ少年のストーリーを追ったドキュメンタリーで現地時間1月24日にサンダンス映画祭で初上映されたという。ジュリアはそのドキュメンタリーをベースにした長編映画版に出演すると共に、自身の製作会社レッド・オム・フィルムズを通じて製作を務めるそうだ。ジュリアが演じる役や他のキャストなどの詳細は伝えられていない。
ドキュメンタリーの監督を務めたダナ・ナフマン(Dana Nachman)が、製作総指揮に名を連ねる。