『ザ・マスター』監督最新作、公開決定! ホアキン・フェニックスがヒッピー探偵に

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ポール・トーマス・アンダーソン監督の待望の最新作『LAヴァイス』の日本公開が決まり、場面写真が解禁された。主演はホアキン・フェニックス。アンダーソン監督とのタッグは、『ザ・マスター』(12)に続き、2度目となる。
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原作は、覆面作家のトマス・ピンチョンが上梓した探偵長編小説。1970年代のロサンゼルスを舞台に、ホアキン演じるヒッピー探偵ドックが元恋人から受けた依頼を調査するうちに、思わぬ陰謀に巻き込まれていく様子をコメディタッチに描く。ピンチョンは、本作で初めて自身の作品の映画化を許可したという。
マリファナで堕落しながらもどこか憎めないドックを演じるホアキンのほかに、本作では、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロといった豪華キャストがそろい踏みする。
全米で公開されると、「小説家が魔法をかけた犯罪と幻覚とわいせつさのクレイジーな万華鏡を見事に復元し、映像化した」(ロサンゼルス・タイムズ紙)、「ポール・トーマス・アンダーソン監督作品史上最高の1本」(コライダー)、「素晴らしい才能のなせる業。この映画の楽しさは否定できない」(ローリングストーン紙)など各誌から絶賛の声が挙がっている。
映画全編をレインボーカラーに彩り、1970年代のポップ・カルチャーを反映させた本作。先日発表された第87回アカデミー賞でも脚色賞、衣装デザイン賞にノミネートされている。ベルリン、カンヌ、ヴェネツィアと世界三大映画祭の全てにおいて“監督賞”に輝いた世界で唯一の映画監督の最新作とあって、期待が高まる。
映画『LAヴァイス』は、4月18日より全国ロードショー。