トム・クルーズ、役作りのため過酷な体重増に挑戦か!? 実在した麻薬密売人に

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現在『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作『Mission: Impossible 5(原題)』の全米公開を控えている俳優のトム・クルーズが、新作映画にて実在した犯罪者に扮するため、大幅な体重増量に挑むそうだ。The guardianなどが伝えている。
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督とトムが再タッグを組んだ犯罪サスペンス『Mena(原題)』は、コロンビアの犯罪組織、メデジン・カルテルに麻薬を密輸していた元パイロット、アドラー・B・シール(通称:ベリー・シール)の伝記を描く。
シールはアメリカの航空会社トランスワールド航空を解雇された後、麻薬や銃の密輸を行っていたが、投獄を避けるため司法取引に応じ、CIAの捜査や麻薬取締局に協力。しかし1986年、カルテルが雇ったコロンビア人により銃殺された。
シールは当時約120キロもあった大男。トムは以前、ベン・スティラー監督のコメディ『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で“太め”の映画プロデューサー役で登場したが、この時は太って見えるスーツを衣装の中に着用していたという。
また、記事では「オスカーの投票者には、体重の増減が一種の“捧げ物”とも言える。これまで3度ノミネートされたトムが、本作で有力候補となるのでは」という見解も示しており、今回は更に顕著な増量が不可欠と言える。トムとリーマン監督は近々、役どころについてロンドンで打ち合わせをするそうだ。