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体重120キロのダンサー女性「太っているのは悪いことではない」持論に反響

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体重120キロのバーレスクダンサー、リリアン・バッスルが持論を語る
体重120キロのバーレスクダンサー、リリアン・バッスルが持論を語る(※「TEDxTalks」ユーチューブのキャプチャー)

 体重120キロのバーレスクダンサー、リリアン・バッスルさんは、「太っている」という言葉に付いて回るネガティブなイメージを払拭しようと試みている。その方法は、「太っている」自分自身の身体を正直に表現し、その状態を受け入れることだ。

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 様々な分野の人物がプレゼンテ―ションを行うTEDx Talksでリリアンさんは、「女性は、お互いに太っているということを言い合わない様にプログラムされています。なぜなら男女問わず多くの人にとって、太っているのは最悪な状況だからです」。またバッスルは、職場環境での体型による差別が過去30年間で66%増加していることに言及。そして、太っている人に対するこうしたネガティブなイメージは若い時に持ち始めるという。

 しかし、リリアンさんはまた他の研究にも言及。「人は様々な体型の人を知るほど、体型について寄り寛容に受け入れるようになり、むしろ異なった体型の人を好むようになる場合もある」という内容だ。この研究結果が、彼女がバーレスクダンサーになったきっかけだ。「太っている」身体を見せることで、ポジティブな印象を抱いてもらうことができる、と考えたのだ。

 120キロの彼女にとって大きなチャレンジだった。2012年に初めてショーの舞台に立った時は、見られることに緊張し怯えたというが、一度経験したあとは「火の上も歩ける」と思ったそうだ。そして、パフォーマンスをすることで力をもらえ、また体型についてポジティブな印象を与えられているという。

 今は、不安になったときはいつでも最初にステージに立った時の事を思い出すという。もっと不安で恐れを感じていた時の事を思い出し、勇気をもらえる瞬間だ。彼女のTEDx talk自体は昨年行なわれたが、ユーチューブにビデオが投稿されたのは今年の3月末。現在では再生回数は4万5000回を超え、多くの好意的な反響を呼んでいる。xoJaneサイトに対し、リリアンさんは「人生でこんなに嬉しかったことはないわ。この1週間ずっとやたらニコニコしてるの」と語った。

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