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「日活ロマンポルノ」再始動 生誕45周年で“新作製作”と“旧作上映”を展開

映画

映倫再審査でR15+指定となったロマンポルノ『恋人たちは濡れた』 (73)
映倫再審査でR15+指定となったロマンポルノ『恋人たちは濡れた』 (73)(C)日活

 「日活ロマンポルノ」が、“ロマンポルノリブートプロジェクト”と銘打ち再始動する。2016年に迎える生誕45周年をスタートとして、2021年の50周年へ向け、新作製作と旧作の活性化をあわせた横断的な展開を行っていく。

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 「日活ロマンポルノ」は、日活が1971年に打ち出した当時の映倫規定における成人映画のレーベル。「10分に1回絡みのシーンを作る、上映時間は70分程度」などの一定のルール等を守れば比較的自由に映画を作ることができたため、若手監督たちは新しい映画作りを模索し、女性とその生き様を深く美しく描くことを極めていった。

 製作終了した1988年までの17年間に、約1100本もの作品を継続して公開し続け、最もセンセーショナルな作品レーベルとして国内外で高い評価を受けるロマンポルノ。様々な女性誌でSEXに関する特集が組まれるなど、性がより身近になった現代での再評価の機運にのり、“新作製作”と“旧作上映”を行うのがリブートプロジェクトの主な目的となる。

 新作は、これまでロマンポルノを撮ったことがない第一線の監督による完全オリジナル。「BSスカパー!」をパートナーに、一定のルール内で撮影するというロマンポルノの特質を引継ぎ、2015年初夏より製作開始、2016年に一般劇場での公開を目指す。新作に関する続報は2015年末に発表予定。また、新作公開に併せて、「BSスカパー!」にてR15+版の放映企画も実施される。

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