マット・ディロン&シャマラン監督来日!渾身の初ドラマに手応え

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『シックス・センス』を手がけたM・ナイト・シャマランが仕掛ける海外ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』来日記者会見が21日に行われ、主演のマット・ディロンとシャマラン監督が出席した。2人がテレビドラマ製作に携わるのは初となる。
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シャマランは「私は映画製作が本業だが、テレビという媒体のストーリーテリングが向上していると感じており、ぜひ自分も参加したいと思っていた。映画は2年かかるが、ドラマは製作期間が短縮できて、より多くのオーディエンスと関われる」とドラマ作りの魅力を語り、「特に今回は作品との関わり方が通常とは違った。クリエイターとマネジメントの両方の立場を担っていたので、バランスが難しかった」と振り返った。
マットは「脚本が手元に来た3日後には撮影というタイトなスケジュールで、そのペースでやっていくことが大変だった。汽車が走り出したら止まらないという感じ。でも、素晴らしいキャストとスタッフ陣に恵まれ、今回はいろいろと意見が言えることができた。このチームと一緒ならできると思った」と笑顔で述懐した。
当日は、シャマランファンだという女優の豊田エリーが登場し2人に招き猫をプレゼント。豊田が2人に俳優としてのアドバイスを求めるとマットは「俳優は真実を吹き込める素晴らしい仕事。シリアスに受け止めすぎずにシリアスにすること」と回答し、シャマランは「自分の真実を守ること。自分との対話を続け、自分の中の真実を見つけられれば素晴らしい仕事ができる」と答えた。
本作は気鋭のミステリー作家ブレイク・クラウチによる小説のドラマ化。失踪した同僚の行方を捜す捜査官イーサン・バーク(マット)は、田舎道で不慮の交通事故に遭ってしまう。辛うじて一命を取り留めた彼は、閑静な田舎町へたどり着くが、そこで不可解な出来事に次々と遭遇する。果たして、彼はここから生きて脱出することができるのか…。
海外ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』は、FOXチャンネルにて毎週金曜22時より日本独占放送中。20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンより6月26日、デジタル配信開始。DVDは今秋リリース予定。