国際派俳優ディーン・フジオカ、朝ドラ『あさが来た』出演決定「夢の一つでした」

日本生まれながら世界で活躍する国際派ノマド俳優ディーン・フジオカが、NHK連続テレビ小説 『あさが来た』(9月放送開始)に出演することが決定した。波瑠演じる“あさ”の夫“新次郎”と並ぶ物語の中心人物であり、“あさ”の精神的支えとして彼女の人生に大きく関わっていく“五代友厚”役を演じる。
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『あさが来た』は、“朝ドラ”史上初となる江戸時代・幕末から始まる物語。時代に先駆け銀行・生命保険を設立し、日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、激動の時代を明るく生き抜いたあさと、そんな妻を優しく支えたボンボンの夫を軸に描いた人間ドラマだ。
フジオカ演じる五代友厚は、薩摩藩士であり実業家でもあった実在の人物。西洋の事情に明るくグローバルな考えを持ち、大阪経済の発展に尽くす中で、あさを叱咤激励する師となるドラマの中心人物の一人だ。フジオカ自身、日本語・英語・北京語を話せることもあり、ピッタリの役柄といえる。
フジオカは、朝ドラ出演決定について「今まで海外で生活してきた中で、どこにいても視聴することができたこの枠に出ることは自分の夢の一つでもありました」と喜びを口にし、「アジア各国で今まで僕の活動を応援してきてくれた皆様にこの番組を見ていただけるのもとても嬉しいです」と語る。
本作で初めて共演する波瑠の印象を「主人公あさを彷彿とさせる活発さが魅力的」と明かす。また「演技や方言台詞などに真摯に取り組む姿などに、好感の持てる方だと思いました」とコメントを寄せている。